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2019年11月27日

話を聞くか聞かないか

今年は中1の習熟度クラスの真ん中のクラスを担当しているが、これは何年かぶりのことである。
ここ最近、どの学年も一番上のクラスの担当ばかりだったので、ある意味、新鮮さと、そしてある種のショックを受けている。

4月当初の授業で、
「授業中、話を聞いていれば、絶対に解けるようになるし、数学ができるようになる。」
と、私は高らかに宣言したのだが、彼らはやっぱり話を聞けない…。

説明する時には、一斉の手を止めさせ、黒板の方を向かせて、全員の目を確認するのだが、どうやら、その状態でも、話を聞けていないということが、最近分かってきた。

ましてや、授業の中でのさりげなく私が話をしていることなど、全く聞いていないようである。
「問題集の○○ページを解いてみましょう。」
などと、たいていは3回くらいは指示をするのだが、その次の瞬間に、
「先生、何ページですか?」
と来る。

演習中に、ヒントを説明しても、説明した直後に、同じ質問を受けることもある。

このクラスの一番の問題点は、『話をきけないこと』なのだ、と改めて認識した。
中には、私の話をすべてメモしているような強者もいるのだが、そういう生徒は、すっとんきょうな質問はしない。そればかりか、このところどんどん実力をつけている。

このほかにも、忘れ物が多いこと、提出物が一回で出せないこと、集中力が続かず、すぐに飽きてしまうこと、などが挙げられるが、まずは『話を聞く』ということに特化して、授業をしてみようと思う。

折しも、期末考査一週間前。
「今日は、集中できていたね。」
と、彼らを励ますが、もちろん集中できていない生徒も散見される。

うすうす感づいてはいたが、「学力の低さは、生活のだらしなさ」、であった。

ルーチン化、約束事、法則化、などなど授業テクニックはいろいろある。

さて、今度はどういう料理をしてみようか…。

授業から外れた雑談は、目を輝かせてきいているんだけどなぁ…。
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