2019年11月17日

午後の芋掘り

午前の練習を終えて、午後から隠れ家に行く。
今日は、さつまいもの収穫をしなければならないのだ。

そろそろ茂ったさつまいもの葉も色づいてきたし、そもそも苗を植えたのがゴールデンウィークの頃なので、そろそろ引き上げる時期だろう。

練習を終えた野球部の生徒に、「芋掘りしないか…」、と振ったが、「用があるから」、と逃げられた。

いつも同行する高校生のY君はそうした面倒なことはしない。
近所の農家に籾殻を頂に行くときだけ、つき合ってもらって、芋掘りは私だけでやった。

つるを外すのが思ったより大変で、大変な力作業になった。
その上、芋は結構深いところで直立している。
土もやや硬く、なかなか掘り出せない。

スコップや鍬を使ってしまうと、芋を切ってしまうので、すべて手堀り。
汗だくになった。

それでも、全部は掘りきれなかった。
「今日はこれで終わり!」、と自分自身に宣言した、ふと見上げると、柿の木が目に入る。

「そうだ、柿を頼まれていたんだった」、と竹棒で収穫しようとしたが、うまくいかない。
しかたなく、選定用のはしごを持ち出し、自分が登って十個ほど収穫した。
「まだまだあるが、これも次の機会にしよう」、と途中で打ち切る。

次に、犬舎の床に籾殻を敷く。
臭いが軽減されるか、試してみようと、ご近所からいただいてきたのだ。
犬小屋に籾殻を敷き詰めるなど、聞いたことがないが、実験のつもりで、しばらく様子をみようという訳だ。

シャワーを浴びて、少し休んでから夕方の散歩に出掛ける。
戻ると、高校生のY君がコーヒーを挽いて、入れてくれた。

研究熱心なY君の入れたコーヒーは、とても美味なのだ。

私は、至福の時を迎えた。

あたりは日が沈み、薄暗くなってきた。

「もうすぐ返るぞ…。」
そうY声を掛けつつ、「いい午後だったな…」、と幸福感を噛みしめる。

最近、こうした何気ない日常に喜びを感じている…。




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