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2019年11月03日

地元の祭り

江戸時代から続く地元の祭りに参加した。
高校の生徒会を中心に出店を開き、中学生の野球部を中心に山車を引いた。
地元のお祭りへの参加は、これで三年目である。

新参者にとって、「いかに地元に溶け込むか」、というのが重要で、通り一遍のつきあいでは、いつまでも距離が縮まらない。その意味でも、お祭りへの参加はとても重要だ。

春に地元に隠れ家を購入したので、私自身も地元の人間になった。
以来、少しずつ地元に入り込もうと、奮闘しているが、朝晩隠れ家に行くくらいでは、なかなかその接点は広まらない。だが、今回は、山車の休憩場所が私の隠れ家に庭、ということもあり、昨年よりは、また一歩地域に入り込める願ってもないチャンス。

山車を引く子供たちも、私が顧問をしている野球部の生徒たち。
願ってもないシチュエーションだ。

山車は、地元を一日かけて練り歩く。
その、要所要素で、休憩時間があるが、そこでは地域の人が「まかない」をする。
皆で一品用意し、「よくぞ、ここまで山車を引いてきてくれました」、と彼らをもてなすのだ。

だから、私はもてなす側でもあり、もてなされる側でもあり、と何とも複雑になっているのだ。

「楽しく飲み食いするのがお祭りだから、遠慮はしなくていいけど、あんまりがめつくならないように…。」

生徒たちにはそんな風に注意を促しておいたので、今年は少し落ちつき、恥ずかしい思いはしなかった。

「煮卵うめぇ〜。」
ある生徒が、出された料理の一つを褒めちぎった。

「ほら、近くに作ったいるから、『おいしかった』って、行ってきなさい。」
かれは、早速おいしかったお礼をしに行った。

地元の人も、おいしく食べていただけるなら、大喜びなのだ。
「来年もまた、頑張って作ろう!」、という気持ちになる。

朝の7時過ぎから午後4時頃までの参加。本当は暗くなってからが、祭りの盛り上がりがピークに達するのだが、今年も生徒たちを参加させることはできなかった。

山車の上では、お囃子が鳴り響く。
その中に、近隣の野球部の中学生がいた。

連れて行った生徒たちも顔見知りだ。
「本当は、君たちにも太鼓を叩いて欲しいんだよね…。」
そう告げると、生徒の一人が、
「僕、やってみたいです。」
と言う。

「地域にお世話になっている自分も、貢献したいんです。」
と熱く語った。

そんな気持ちになれた生徒が出ただけでも、祭りへの参加は成功かな…。








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