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2019年10月09日

早朝の天体ショー

今朝はこの秋一番空気が澄んでいた。
一時的な冬型の気圧配置になり、風は強かったのだが、その分、塵や埃も飛ばされたらしい。
思わず、息をのむほどの星空だ。

私の愛犬の散歩時間には、徐々に空が白んでくるのだが、今朝はどんな北東の空に立て続けに流星が見えた。どちらも二等級の明るさのものだ。

ちょうど、りゅう座流星群(ジャコビニ流星群」のピークだったが、放射点の位置からすると散在流星だろう。

ふと天頂を見ると、人工衛星が見えた。
朝夕は、人工衛星が太陽に光に照らされて光って見える。
調べてみたが、ISS(国際宇宙ステーション)ではないようだ。

最後まで見えていた星がおおいぬ座のシリウス。−1.5等の明るさ。全天一明るい恒星だ。

散歩が終わることには、すっかり空が明るくなった。
今日は山もきれいに見えるだろう。このところの冷え込みで、近くのお山の紅葉も進み、毎日配信されるSNSの写真は、私をうずうずさせる。

そんな中、同僚の若い先生が「天の川も流れ星も見たことがない」、と言っていたのを思い出した。
私の住む田舎では、日常茶飯事のことなのだが、そうした時間帯に外に出たことがないか、夜空を見上げるという経験がないのだろう。

私は、教員はいろいろなことを知っているべきだと思っている。
もちろん、その道のエキスパートであることが求められるが、それ以外にもたくさんの知識を持っていると、いろいろな生徒との関わりが増えるし、彼らの興味をそそることもできる。

世間的にも、ある程度悪いことも知っておくことも必要だろう。
教員は聖職者であるべきと言われるが、だから私は聖職者にはなれない。

星を見ていると、一時期すべてを忘れる。
届いてくる光の距離が違うのも不思議な感じがする。

あの星は、今はないかも知れない、と思うと、人間の一生など一瞬だろうし、多少の悩みなど吹っ飛んでしまう。

生(なま)の星空には、プラネタリウムでは感じられない、五感の刺激がある。

私の教え子たちも、ほとんどは天の川も流れ星も知らない。

なんと人間は狭い世界で生きているのだろう…。




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