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2019年09月25日

ギリギリの決断

天高く、すがすがしい青空。
風も心地よく、この地の短い秋の日。
気分よく爽やかであるべきなのだが、何となくすっきりしない。

今週末の大会のことである。
10名で登録しているのだが、そのうち何人もの故障者が出てしまった。

中1の一人は、フライを捕るときにグローブではなく、反対の手の小指に当ててしまったというもの。以前、野球を始めたばかりの高校生が、同じくフライを捕ろうとして、頭にボールをぶつけ、そのまま病院送りになったのを見たことがあるが、今回の怪我もそれに似ている。
「へたくそ」、ということだ。
不幸の予言者(医者)によると、二、三週間はかかるという。
医者は、たいてい最悪のことを言う…。

中2の一人は、走塁練習中、切り返しをしたときに膝を痛めたという。
キャプテンでもある。
ここ数日、松葉杖で過ごしている。

野球はメンバーが9人を切ると試合ができない。不戦敗である。
また試合中、代わりのメンバーがいなければ、没収試合となる。

そんな風なので、
「丹澤先生、俺ら試合に出られるんですか?」
などという声も出てきて、いよいよ苦しくなってきた。

もし辞退するなら、今日辺りがリミット。
試合がなくなり繰り上がれば、同日行われる他校の試合時間も変わり、バスの手配だの、様々な部分に影響を及ぼす…。

そんな難しい判断を迫られた今朝、隣では女子バスケットボール部の顧問が同じような対応を迫られていた。
一人が入院し、一人が怪我をして、メンバーが足りないという。
「登録メンバーとは別のメンバーを出場させてもいいか…」、などと私から見るとあり得ない相談を、電話をかけ専門部長の先生にしている。

どこの学校もメンバーは少ない。
その中で、最大限の努力とやりくりをしながら、大会を迎えようとしている。

「だらしないチームは、大会前に怪我人が次々と出てくるんだ。まさにうちのチームだ。」
などと、選手たちを叱責してみた。

しかし、本当にだらしないのは私自信なのであって、本来生徒にかぶせてはいけない。
すべては私の責任である。

キャプテンは出場させるとして、何とかギリギリメンバーで試合の臨もうと決意した…。








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