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2019年09月18日

愛犬Pと成犬K

「丹澤先生、犬二匹になったんですか?」
どうやら昨日、駅伝の試走に出かけた生徒たちに、散歩に行く途中の私たちを発見されたらしい。

「たまには明るい時間に散歩しよう、今日から二匹だし…」、と試しリード2本で散歩してみたが、この方法はあまり良くなかった。両手で一本ずつのリードを持たねばならず、いざというときに手があかない。
そこで、今朝は、犬舎のご主人が開発した二頭引きの鎖で散歩してみた。
この鎖はうまくリングをはめてあり、犬が左右に入れ替わっても、絡まることはない。
しかも仲良く同じ長さで歩いているので、飼い主の私としても、とても歩きやすい。

「一頭では淋しいだろうから…」、ともう一頭借りてきたが、愛犬Pにとっては、毎日が学びの連続のように思える。

対する借りてきた成犬Kは、愛犬Pをまさに教育するかの如く、多少の事では腹を立てないが、いざというときには、激しく指導する。

「もしかして、これが学校での師弟関係だったり、地域社会の大人と子供の関係だったりするのかな」、などと思い巡らせながら、犬社会を観察している。

気がつけば、元いた愛犬Pのポジションに成犬Kが寝ている。
と思えば、しばらくすると、またもとの@で愛犬Pが寝ていたりする。

最初はびびっていた愛犬Pも、すっかり慣れ、ある意味、甘えているようでもある。
どんなに成犬Kが吠えても、愛犬Pは動じない。
なんだか、反抗期の少年のようにも見える。
一方、愛犬Pが成犬Kにしつこくまとわりついても、成犬Kは大方は許している。
やっぱり、思春期の中学生をあしらうようなパターンだ。

それでも、愛犬Pは、ひたすら小屋内の、砂利を掘り、土を掘り、大きな穴を空けているわけで、これまた、一人憂さ晴らしをしているようにも見える。

そんな折、同僚の一人が、「どうしても犬と会いたい」、と私の隠れ家にやってきた。
最初は吠えられていたが、すぐに、手から餌を食べていた所を見ると、根っからの犬好きのようだ。
聞けば、以前実家でチワワを飼っていたらしい。

「何かつかみました。」
国語の先生らしからぬ、抽象的な言葉で、感動を伝えてくる。

「もっと深く関わっていいですか?」
やる気、満々である。

成犬Kのお陰で、何かが動き出した感じだ。

早速、Kのベットを作ってあげた。








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