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2019年07月30日

自分自身が納得できないから…

「丹澤先生、僕、今日はグランドまで走って行った方がいいですか?」

昨日叱った野球部の生徒が、休み時間に私の姿を見つけて、話しかけてきた。
なんと、今日が一学期の終業式なのである。
さすがに午前中で終わった。

「昼食後すぐ走ると辛いし、この熱さだからね。辛いよ…。」
と、遠回しに「走らなくてもいいよ」、と言ったつもりが、
「練習時間前に走っていきます…。そうしないと、自分自身が納得できないから…。」
と、彼の気持ちを高めてしまった。

「途中、熱中症で倒れたらこまるなぁ…」、などと思ったが、鍛えてきたので、そんな柔ではないだろう。

一方、もう一人の生徒。
今日も、集合時間ギリギリに一番最後に来た。
当然、私は車に乗せない。
「昨日、一番に来い、って言ったろ」、とまた叱られ、追い出された。

「暑いから走らなくてもいいよ。歩いたって一時間くらいだから…」、と言おうとしているうちに、アクセルを踏んでいて、伝えられなかった。

他の選手たちを連れて、練習場所のグランドに着くと、先発の生徒はすでに到着。
全身汗だくになっていた。
当たり前だ。気温は午前中にすでに30℃を越えている。

練習開始後、二十数分で、後発の生徒も到着した。
精悍な顔立ちながらも、充実感に満ちているように見えた。

早速、水シャワーで、身体を冷やしてやる…。

「ちょっとは、学習したかな…。」
と、私はほくそ笑んだ。

「こんな暑い中の練習はきついな…」、と私自身も感じながらも、休息だの給水を織り交ぜながらも練習を勧める。

途中、雲が広がり、ゴロゴロと雷鳴が聞こえ始めた。

本来は練習を中断しなくてはいけないのだが、晴れもあったし、雨雲は遠いようなので、そのまま続ける。

結局、雨は降らなかった。

明日から夏休み。
そして、3日は大会。

できるだけのことをして、大会に臨もう。
9人ギリギリのチームだが、チームワークはいいし、少しずつながらも上手くなっている…。












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