アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2019年07月05日

心を満たしてくれる愛犬

一時間目の授業を終えた後、中抜けをさせてもらって、愛犬を動物病院に連れて行く。

狂犬病予防接種を受けなければ、登録すらできないためだ。
8月で一歳になるので、そろそろ注射の時期だ。併せてフェラリア予防もせねばなるまいと、遅ればせながら、先週病院を予約したのだ。

女医さんの動物病院で、説明も詳しく、なかなか親切だった。
定期的に通院する必要があるので、この先も長いお付き合いをしたいと思う病院だった。

その後、愛犬を連れて生まれ故郷の犬舎にも立ち寄る。
順調に育っているのかを、ご主人に見てもらいたかったからだ。
幸い、順調とのことで安心した。
ただ、すぐに驚きおびえてしまう「びびり」については、飼い主の責任を叱責された。
「びびった時に、飼い主が何もしないのが、一番悪いんです。」

本当に犬舎に行く度に勉強になる。
犬舎では、仲の良かった雌犬と一緒に自転車で散歩に連れて行ってくれたり、母親に会わせてくれたりと、相変わらず至れり尽くせりだった。本当にありがたい。

「びびったときには、さっと寄り添って、大丈夫だよ、と声をかけてハグしてあげなければ…。」
この言葉が心に響いた。

反して私の対応は、「なんでびびってるの…」、と冷めた目で声を掛けていたのだ。

「もしかしたら、生徒と関わるときも、こんな感じだったのではなかろうか」、と思い至ったのだ。
私にとっては、毎年のことでも、彼らにとっては一期一会。
常に生徒に寄り添い、その思いを推し量り、手を差し伸べる。
こんな基本的なことが、おざなりになっていなかっただろうか。

「自分が癒やされたい」、と思って犬を飼い始めたが、一ヶ月以上経った今、実は私が学ぶことばかりで、何だか新鮮な気持ちでいっぱいだ。

そういう意味では、教員生活のリフレッシュにもなり、また、これまでの自分を見つめる機会にもなり、当初想定した以上に、私の心を満たしてくれている。

「犬が丹澤さんを見るようになりましたね。きっと、言うことを聞くようになりますよ。」
犬舎のご主人が言う。

私は、「頑張って育てます…」、と犬舎をあとにした。

6時間目の授業は、私自身、元気いっぱいであった…。







ファン
検索
<< 2019年07月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新記事
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
丹澤三郎さんの画像
丹澤三郎
プロフィール
リンク集
おすすめ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。