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posted by fanblog

2019年06月29日

モノで釣る

私がいつも持っている授業の道具に、指示棒がある。
指示棒と言っても既製品ではなく、ホームセンターで売っている直径1センチくらいの丸棒を半分に切って、40センチくらいにしてある。
全部で4本。
普段は、1本だけ持ち歩くが、空間座標の導入時には3本+1本、空間内の直線や平面の位置関係の授業時には、3本持って行く。
通称、『相(愛)棒』、英語ではラブスティックと呼ぶ。

空間座標の導入には、併せて4次元座標の話もするので、そのための余分の1本である。

教員人生の中で、相棒を持たなかった時は、ほとんどないのだが、昨年の授業アンケートに、
「丹澤先生の棒が黒板とぶつかる音で、繊細なカルタ耳が壊れるのでやめてください。」
と、書かれてしまった。
以来、そのクラスでは、『愛棒』を授業で使うことはなくなった。

今日は、中1の空間内の直線や平面の位置関係の授業。
昨年のクレームを受けたクラスとも違うし、「よし、久しぶりの『愛棒』だ」、と、私は楽しく授業に臨んだ。

私の『愛棒』は、直線を意味する。
平面は、下敷きだったり、ノートだったり、時に机でもいい。

生徒たちは、モノを見ることで、記憶に定着する。

この辺りの教材は、CG動画もあるので、それを併用しながら、空間内の図形の位置関係を説明し、実際に演習を行った。


教具があると、生徒の目を一点に集中させることができる。
既製品は目が飛び出るほど高価だが、工夫すれば、いくらでも代表できるものはある。

それに併せて、昨今流行のCGがあれば、鬼に金棒だろう。

だが、「目で見て分かったつもり…」、では実際の問題が解けないこともあるので、私は、「見たらすぐに解く」、ことをさせている。

これも、モノで釣ることになるのかな…。
ふと、チーズやサツマイモを欲しがる愛犬の姿を思い出した。












posted by 丹澤三郎 at 21:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 数学
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