アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2019年05月27日

体育祭を終えて

毎年体育祭を見ると、「生徒たちはすごいな…」、と思う。
「自分が彼らの立場だったら、このような全力プレーは絶対にできないだろうな」、と思うからだ。
「ただただすごいな」、と思うばかりである。

数日前、「丹澤先生、俺らの感謝の演舞を見て下さいよ」、と高3に念押しされた。
体育祭の昼休みにも、別の生徒から、
「先生、僕たちの演技を見て下さいよ。」
どうも彼らは、私には是非とも見てもらいたいようだ。

確かに演舞の中で、お世話になった先生への感謝の言葉があった。
特に固有名詞が出た訳ではないが、彼らは、言葉の中にそして演舞の中に、思いを込めているのだろう。

終了後、またしても高3がやってきて、
「先生、見ましたか?」
ときた。
そして、続けて、
「泣きましたか?」
と、尋ねるのである。
「泣いたさ。なんのために写真係をやっていると思っているんだ?」
彼らの嬉しそうな顔といったらない。

すぐに別の高3がやって来て言う。
「丹澤先生、泣きましたか?泣いた?」
と、いかにも嬉しそうである。

「君たちと過ごした三年間が、一番楽しかったかな…。」
彼らの姿を見て、そんなことを思った。
当時は、必死だったのだが、終わってみれば、すべてがいい思い出になるのだ。

体育祭では、中3の活躍も目立った。
二年間、私が関わった学年だ。
だが、これまでの私の呪縛から解放され、のびのびと育っているようだ。
学年団の先生たちが言う。
「こんな中3の姿を初めて見ました!これなら文化祭も安心ですね。」

皆、よく成長している…。

卒業たちも元気そうだ。
終わってみれば、すべてが懐かしい。

人生の終わりも、こんな風なのだろう…。














ファン
検索
<< 2019年05月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新記事
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
丹澤三郎さんの画像
丹澤三郎
プロフィール
リンク集
おすすめ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。