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2019年04月28日

争いを避ける性格と試合

今日は地元の町と姉妹都市提携をしている町との親善野球大会が行われた。
今年は、是非とも出場して欲しいと、町からの強烈なプッシュがあり、少人数ながら合同チームを組んで参加することになった。

合同チームの責任者は私で、登録上、私が監督となった。

よその学校の生徒たち、特に中1はかわいい。
いや、中2の生徒たちも、みんな良い子に見える。

実際、皆、野球好きで、一生懸命野球をやっているくらいだから、何となく波動がいいのだ。

今日一日限りの特設チームで、私のチームのキャプテンが、一日キャプテン。
彼は、きっちり責任を果たしてくれたし、プレーでも大いに活躍してくれた。

一緒に練習をしたこともない寄せ集めのメンバーが、アップを終えるとすぐに試合が始まったのだが、これがなかなかうまくいった。

伸びしろのある、今後の楽しみなチームになった。

相手チームも純朴。
確かに、我が町と同じく、人口2万人くらいの小さな町だからか、みんな良い感じの生徒だ。
といって、一歩引くでもなく、勝負感も競争心も根性もある。
手抜きのプレーなど一つもない。

昨今の中学生は、かつてのように『荒れている』生徒は珍しく、逆に『草食系』というか、無気力化が進んでいるように見える。

生きるバイタリティが弱いのだ。
一日、部屋に閉じこもり、ゲーム三昧で過ごした世代だ。
友達同士集まって同じ部屋で遊んでいても、それぞれが別のゲームをやっていて、まともな会話すらない。

外でチームプレーの野球をする方が、よほど健全だと私は思う。
そうした子でも、我の強い生徒が少なくなった。

かつてピッチャーは、「わがままで、自己中」が、代名詞だった。
打ち取った球を、誰かが取りこぼしたり、アウトにできなかったら、にらみつけたり、文句を言ったりする。

「ちゃんと捕れよ」、と怒りだしたりもした。

だが、「我が道を行く」性格で、打たれ強く、強いピッチャーではあった。

それを、大人が上手にたしなめ、チームと同化させるが、それでも強気のピッチングは続けられた。

しかし今は、そうした選手は極めて少ない。
小学校時代から、矯正されてしまうのか、争いごとを極端に避ける生徒が増えてきたのか、その理由は分からないが、なかなかそうした生徒を見ることがなくなってきた。

争いを避ける性格は、試合での戦いでもその傾向が現れ、一歩引いてしまうこのだ。

だから、強気の性格の選手、チームには勝てなくなる。

『良い子』がこうした単なる『草食系』ならば、それは本当の「良い子」ではないのだろう。

とにかく、今日は楽しかった。
久しぶりに、『野球』をしたように思える。

「冬場にでも、一緒に合同練習どうですか?」
合同チームを組んだ監督から、そう声を掛けてもらった。

生徒同士の交流という意味でも、本気で考えてみようと思う。

部活動のあり方も、少しずつ変わりつつある昨今、本当に変わってきたのは生徒だったりする。















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