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2019年04月24日

GWの宿題

昨日、「GWでは、思いっきり楽しんで、10日後にみんな元気で登校してきてくれれば、それだけでいい。だから、GWには宿題はいらない」、というような小学校の先生とおぼしきツイートがあった。
「確かにその通り」、と思った私は、すかさず「いいね」を押す。

ただ、実は私の学校では、昨日の数学科の教科会で、「数学科としては、きちんとGWの宿題を出しましょう。毎日数学を解くことが大事ですから…」、という方針になってしまったので、残念ながら私も宿題を出さねばならない。

確かに高校受験や、大学受験を意識したら、「勉強しない」、ということはあり得ないだろう。
だが、「宿題があれば勉強する」、という訳でもなく、ただただ答えを写すだけの作業の宿題ならば、やらない方がいいかも知れない。

本当は、宿題など出さなくても、勉強する生徒を育てなければならないのだ。

『三日書籍を読まなければ、人は、普通の人以下になる。』
という話を聞いたことがある。

大人でも、お互い話をしていて、本を読んでいる人と、そうでない人とでは、その知識量が圧倒的に違う。

週刊誌から得られた情報だけで話をしている人と、その分野の深みを知っている人では、当然判断材料も変わり、簡単に世俗に流されなくなる。

昨今は、マスコミも嘘のニュースを報道する。

「スマフォを捨てて本を読もう。」
などと、日本一の最高学府の総長が、入学式で話をするくらいなのだから、日本人のレベルは、この先危ういことは間違いない。

「勉強の好きな人を育てて下さい。」
私の学校には、このような教育方針がある。

「勉強はやらされるものではなく、自分からやるもの。本来楽しいもの。知識を得ることは、人間にとって、大きな喜びなのだ。」
と、経験を通して分からせることができれば、「勉強は楽しくなる」し、「毎日、勉強することは当たり前のこと」にもなり、知的好奇心をさらに高めることができるだろう。

中国語では、「勉強」は、「無理強いする」、という意味だと聞いたことがある。
今の日本のスタイルにぴったりだ。

宿題を通して、勉強がたのしくなっていくならいい。
しかし、その逆に、宿題によって、ますます勉強が嫌になってしまうようなら、それは、教師の世金が大きいと言わざるを得ない。

ふと、今年の私の自由課題プリントのタイトルは、『楽しい数学』であったことを思い出した。
週に何度か、私が問題を出題し、解けた人が自由に提出できることになっているプリントだ。

すぐにあきらめず、じっくりと解いて欲しいので、あえて、期限も設けていない。

本来、学問は楽しいものなのだ。
それを諭し、伝え、そのような気持ちにさせていくものも、教師の役割だ。

さて、GWの宿題はどうすべきかな…。














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