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2019年04月18日

人は自然の中で生きている

久しぶりに急遽実家に戻った。
田舎暮らしも10年を迎えると、数十メートル毎の信号も、自動車の多さにも、駅で動けないほどの混雑にも、ストレスしか感じなくなってしまった。
都会での生活は、こうした自体を、ごく当たり前のこととして流していく。

そう感じるのは、私が東京生まれの東京育ちだからなのだろう。

久しぶりに電車に乗ったとき、このつり革広告や、モニター広告、そして車窓から見えるビル群、店舗の数々に、田舎育ちの若者は、誰もが憧れ、はしかのように、都会を訪れる。

その気持ちも分かる。
だが、何かはやり都会には、本来の人の心を失うものがあるように思えてならない。

以前生徒たちに、「田舎で生活するのは好きか?」、と尋ねたことがある。
「好きだ」、と答えたのは、ほんの僅かだった。
「ずっとではなければ…」、というのが約半分。
「絶対に嫌だ」、という声も三割程度あった。

離れてみてこそ、「田舎のよさ」が分かるのだろうが、若者には、何を言っても耳を傾けまい。

私の育った町は、東京の郊外とはいえ、人口が増え続け、次々と造成され、家ばかりになっていく。
上空から見れば、緑のどんどん削られ、マッチ箱が密集しているような感じに見えるのだろう。

そんな少ない緑にも、人は癒やしを求めて花を植える。

今朝訪れた『特老』の前庭も、花畑になっていた。
暖かな春の日差しを浴びて、どの花も元気がよい。

今朝、逝去してしまったので、もう父と一緒に花を愛でることはできなくなったが、
「一緒に花を見に行こう!」
と、施設の庭をのんびり巡ってみた。

「綺麗だね。ありがとう。」
と、聞こえたような気がした。

自然はいい。

人は自然の中で生きている。

どんな都会に住もうとも、そのことを決して忘れてはいけない。
それを教えてるのも、私たち教師の役目だろう。










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