アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2019年02月27日

間もなく高3生とお別れ

高校3年生を送る会としての『昇龍祭』が行われた。
全校生徒で、卒業式を二日後に控えたこのときに、「高校三年生への感謝を伝える」行事である。

お楽しみ的な要素もあるが、高校一年生が中心となって、生徒が作り上げる。
このために、委員会が作られているくらいなので、大きな学校行事でもある。

毎年卒業式が近づくと、校内に寂しさが漂う。
卒業式が嫌いな私にとっても、何とも言えないこの雰囲気は、なかなか辛い。

「F君さようなら…。」
掃除の時間の始まる前に、外を歩いていた高3のF君に声を掛けた。
F君は、元気な笑顔をで返してくれた。

私は卒業式の式場内には入れない。
会場の関係で、中1、中2はモニターで卒業式を見る。
私は中2の担当なので、式場内には入らないのだ。
それでは、あまりに淋しかろうということで、高校3年井蛙会場から出たところに、赤絨毯を引き、その両サイドで中1と中2が見送るというイベントがある。

「今年も高3を、涙をこらえながら、一生懸命笑顔を作って、拍手で見送るのか…」、と思うと、辛くなる。

そんなことを思いながら、『昇龍祭』を見ていたら、何度も涙が出てきた。

学年や有志の出し物や思いでビデオや、退職された方のメッセージビデオ、最後には高3が後輩たちに人生を語る。

中1のときは泣き虫だったY君も卒業していく。
野球部の黄金期を作ってくれた世代だ。

保護者からは、散々クレームを受けたが、私も若かった…。

イベントの最後は、高1の合唱。
ものすごく心に響いた。
そして、最後のワンコーラスになると、高3以外の全校生徒がスッと立ち上がり、全員で歌う。

泣ける…。

「あぁ、彼らともお別れなんだな…。」
としみじみ思う。

最近は、高3と会うたびに、
「さよなら。」
と、声を掛けている。

それだけで、彼らは私との学園生活を思い出す。
だから、その一言だけでいい。

将来どこかで出会うことになるのだろうけれど、この中高という青春期に、彼らに関われたことは、至上の幸福だ。

「一番感謝しているのは、私なのだよ…。」
と、彼らの今後の成功を、密かに祈る。











ファン
検索
<< 2019年02月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    
最新記事
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
丹澤三郎さんの画像
丹澤三郎
プロフィール
リンク集
おすすめ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。