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2019年02月23日

入学説明会のサポート

入学説明会で私が話をしないのは、今年が初めてのこと。
というわけで、駐車場の誘導係になった。

「外は寒かろう」、と思いきっり着込んで行ったが、日差しが暖かい。

山並みを見ると、雪も少ない…。
ちょうど4月の中頃の景色になっている。

季節が一ヶ月から二ヶ月進んでいる感じだ。

記念樹の桜がほころぶには、まだまだ時間がかかりそうだが、とにかく今年の冬は暖かい。
この冬は、もう何度も雨が降っている。

遠く、町の放送が聞こえてきた。
ひとしきりサイレンが鳴ったあと、
「○○町○○地区で、下草火災が発生しています。」

この時期、頻繁に下草火災が起こる。
田んぼや畑、その周辺の枯れ草を燃やしているうちに、自分自身ではコントロール仕切れず、消防署のお世話になるというものだ。
この地域は冬は強風の日が多いので、あっという間に火が回る。
幸い、民家は点々としているので、住宅に火が移ることは、まずない。
ほどなく、鎮火した旨の放送が流れた。

来年度の新中1、新高1が、次々と学校を訪れ、制服の採寸やら、体育着の注文などをして、昼からの入学説明会に備える。

4時間近くにも及ぶ入学説明会だから、生徒たちの集中力が続くはずもなく、小6たちのほとんどは、「もう、飽きた…」、という具合になる。中3の連中だって、似たようなものだろう。

冊子にすると一センチ近くにもなる資料をもとに、次から次へと話がなされるのだが、親子で一冊なので、子どもの集中力は切れて当然だろう。
もちろん、読めば分かることだが、おそらく読まれないので、サービスで話をしているのだ。

入学説明会の最後のイベントが、学年主任や担任の紹介になる。
ここでもう一度集中させ、ピリッとさせなくてはいけない。
これが、ある意味学年主任の初仕事なのだが、残念ながら、これができる先生は少ないのだ。
高校生しか教えたことのない先生には、そうした技術を持ち合わせていないのだ。

今年はどうだろう…。

駐車場誘導の仕事を終え、昇降口から校舎内に入ったところで、
「こんにちは。4月からよろしくお願いします。」
と、声を掛けられた。

私を知っているということは、兄弟関係なのだが、不覚にも誰だか分からなかった。

ちょうど、別の先生が通りかかったので、
「誰だっけ…。」
と聞くと、「M君だよ」と…。

よく知った生徒の保護者と弟君だった。
「ひょっとして、私は人の顔を見ていないのか…」、と不安になった。

そのことを兄貴に話をすると、
「シャレになりませんよ。」
と、怒られた。








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