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2019年02月09日

総合的学習の発表会

雪が降りしきる中、総合学習の発表会が行われた。
代表チームがパワーポイントで自分たちの研究テーマを発表する。
ジャンルは、「正しい歴史認識を学ぶ大東亜戦争グループ、「日本の素晴らしさを再発見するクールジャパングループ」、「日本の宗教から日本人に流れる普遍の思想を学ぶ、思想グループ」の三つ。各テーマ3〜4人の生徒が、一学期から研究を重ねてきたのだ。

…どの発表も良かった。
「日本人の根底流れる『武士道』の精神が、日本人の行動を支えているのではないか」、という考察。
「実は、日本は宇宙開発の先進国である」という主張。
「南京大虐殺は、東京裁判で戦犯を裁くために、アメリカと中国がねつ造した」という証拠。
などなど、学校外の方が聞けば、ひっくり返るような主張が並んでいる。

中2は、『日本の素晴らしさを知る』というテーマで探究させているが、今年も面白いテーマが次々と出てきた。それを中1も聞く。

先輩たちの研究を見ながら、来年の自分たちの姿として学ぶのだ。

数年前から代表にならなかったチームも発表させている。
同じ会場内で、ポスターセッションとして話をさせていたが、今年はPCを使っての発表をやってみた。そこに、保護者や中1が集まり、発表を聞く。

代表の中から金賞を選ぶことにしているが、今年は学年団と校長の意見が割れた。
私はどのチームでもいい、と思っていたのだが、他の先生はなかなか主張を譲らない。

「あのチームは発表前に、自己変革して変わったんです。」
と言えば、
「僕は、そうは見えない…。」
などと、校長も譲らない。

結局、学年団の推したグループと、校長が一押ししたグループの二つに金賞を出すことになった。

「内容はいいのだが、毎年少しずつ発表のスキルは落ちている。今年は、特にパワポの誤字や間違いが目立った。」
というのが校長の指摘だ。

これでは、代表発表担当した責任者は、謝るしか術がない。
ずっと彼らを指導し続けている学年団の方が、生徒の様子は分かっているとは思うのだが、その主張は通らなかった。

とにかく、午前中の発表会は無事終了。

もちろん保護者や他のスタッフからの評判も良かった。

「お疲れ様でした。」
「素晴らしかったです。」

これだけで救われる。

生徒たちも、「俺ら頑張ったよ」、とまんざらでもなさそうだ。

「素晴らしい発表でした。この調子で立志式を乗り越えてください。」
生徒たちには、立志式前にそう褒め称えた。

午前の部、まずは成功というところだろう…。








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