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posted by fanblog

2019年02月06日

立志式のサプライズ映像

立志式に生徒にサプライズで公開するフォト動画が完成した。
生徒たちの幼少期の写真を、あらかじめ保護者に提供してもらったのである。
それを、一人ずつスライド形式に紹介した動画である。

幼少期の彼らは、等しく可愛い。
今の姿とは、比較にならぬほどの、まるで天使の姿である。
その笑顔、顔立ち、そして仕草…。
すべてが愛らしい。

親はこの時期の子どもを育てることに、すべてをかける。
この先、親孝行してくれることはないだろう、と予想していたとしても、今のこの時期の子どもの愛らしさは、何ものにも代えがたい。

ある意味、この時期にすべてを子どもから受け取っているとも言える。
育てるということの一方で、親を頼り、慕い、寄り添ってくる子どもの愛を一身に受けるのである。

そんな時期の写真ばかりを、学年全員分集めた。
そして、それを動画にした。

まさに涙無しに見ることのできない動画に仕上がった。

生徒たち彼らは、歓声を上げながら、その映像を見るだろう。

その映像を見ながら、親は子供たちの成長を思う。
そして、生徒たちは、自分の過去の姿を見て、現在の姿を思う。

当日は、その姿を見ての、一人ひとりの志の発表になる。
その後、子供たちはこれまたサプライズの親からの手紙を渡される。
そして、親たちにも、生徒たちの手紙を、サプライズで送られる。

動画には所々で言葉が散りばめられているが、その最後に、

 生まれ、生まれ、生まれ、生まれて、生の始めに暗く、
 死に、死に、死に、死んで、死の終わりに冥し。 (空海『秘蔵宝鑰』)

があった。

人は何でも転生するが、その様はなかなか気づくことはない。

私にも、幼少期はあり、親たちにとっては喜びの時代であったろう。
その親たちにも、幼少期はある。

幼少期だった時代を超えて、齢を重ねれば、いずれ老いていく。
そして、寿命が尽きればこの世を去る。

そしてまた生まれてくる。

そんな生まれ変わりの仕組みを知れ、と空海が説いている。

ほぼ一日がかりで動画を編集した隣の担任。なかなかいいセンスをしている…。








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