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2019年01月16日

宿題テスト

私の教科、数学の冬休みの宿題は、K社の「冬期テキスト」を利用している。
ただし、中2はこの時期中学校の内容を終えているので、中3用の教材、といった具合に、だいたい一年分ズレている。

問題は、この宿題冊子を、どうこの先の授業に使うか、である。
休み明けにテストをしたところで、果たして宿題内容が習得できているかどうかは、なかなか判定できない。と言って、次の定期テストの試験範囲にするだけ、というのは、何となくぼんやりする。

そこで、今回は各学年とも、毎時間宿題テストを行うことにした。

あらかじめ範囲を指定しておいて、その問題の中から授業の初めに私が選んだ問題を解く、というものだ。

これならば、確実に復習させることができる。勉強の習慣も半ば強制的に作ることができる。
その上、たとえ宿題の取り組みがいい加減であっても、再度勉強させることができる。

デメリットをあえて挙げるとすれば、毎回授業時間の15分ほどを、このテストに奪われるくらいだろう。

生徒たちも、範囲が限られているので、勉強のモチベーションも高まる。
採点も、お互い交換させているので、あまりに勉強不足だとやはり恥ずかしい。ここにも、勉強を促すモチベーションアップの仕組みを入れてある。

ちょうど、インフルエンザが流行っている時期でもあり、シャカリキになって授業を進めるわけにもいかない。と言って、足踏みばかりでもいけない。

と言うわけで、この時期のテストの繰り返しは、とてもいい感じになっている。

「あっ、一問間違えたー。」
と、中1が叫ぶ。

「まずい、計算ミスで行き詰まった…。」
と、中2がうそぶく。

やはり出来が一番いいのが中3。
系列高校へは、進学がほぼ保証されているとはいえ、やはり勉強している。
今回のテストも、ほとんどが一問間違い程度で、非常に出来がいい。

「真剣になって必死に解くこと」、は数学の実力アップにとても大切だ。
できたら、その間は他に気を引くものがない方がいい。

音楽を聴きながら数学を勉強すると、やっぱり気持ちが音楽の方に流れる。
そうすると、大切な閃きが失われてしまうのだ。
また、リラックスしすぎて、計算ミスを防ぐためのいい意味での緊張感も緩む。

学年が上がれば、お互い、教え合うようにもなる。

私たち教師の仕事は、ほんのちょっとだけ、背中を教えてあげるだけのことだ。

しばらくは、このテストを続けよう。
これで、ちょっと実力アップすればいいな…。








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