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2019年01月05日

教え子と散歩

天気予報で、「東京は3月並の暖かさです」、などと言うものだから、それで散歩に出掛けるかと、昼すぎに出掛けた。

ぶらりと歩いていたら、教え子のY君とばったり。
「ちょうどいい。一緒に散歩しよう。」
と、近くの城跡へ行った。

城跡の山は、数年前に統合により廃校になった小学校の裏手にある。
以前は、チャムと子ども声が響いたが、今では寂しい限りだ。
体育館もプールも残っている。
使い道がなくて、これから朽ちるのみだろうか。
これが都会なら使い道はいくらでもあろうが、ここ田舎だと誰も使わない…。
全国的にこうした現象が起こっているのだろう。

ここは戦国時代に建てられた山城。
江戸初期まで統治していたが、親戚の後継問題で連座となり改易になった。
その当時は、居所は山の上から麓に下りていたようだが、なかなか急峻な規模の大きな城跡だ。

道すがら、四国八十八カ所を模した石仏が次々と現れる。
山上には、弘法大師像がある。
麓の寺が真言宗なので、その関係で信仰の対象になっているのだろう。

Y君は、
「先生、山に行くとは行っていないじゃないですか。僕の靴はスニーカーです。運動靴じゃないんで、滑ります…。」
などと、さんざん文句を言いながらも、私の後についてきて、自然を楽しんでいる。

城郭は地形だけで跡形もないが、山頂の上がる山道には石仏あり、稲荷社あり、となかなか飽きさせない。

山頂には桜があり、以前は桜の名所として、多くの人が花見に訪れたが、高齢化が進み、今では登る人もほとんどいないという。

道の駅でそばを馳走して、つじつま合わせ。

ふと見上げると、鯉のぼりならぬ『鮎のぼり』が風に吹かれて泳いでいる。
ここは、鮎の遡上で有名な地だ。

鮎は一年魚だから、太公望の数量確保のため稚魚を放流しているが、天然遡上もかなり多いそうだ。

風が強くて全然暖かくない。
はじめは10℃以上あったが、帰ることには5℃くらいに下がっていた。

少し季節外れの散歩だったな…。








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