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2018年12月06日

寝たら窓全開

「寝たら窓を全開にするぞ!」
これが私の、試験期間中の口癖である。

試験時間は原則50分。 出題者が適切な問題を作れば、生徒たちの時間が余って寝るしかない、ということは起こらない。

ただ、もともとほとんど勉強していない生徒にとっては、解ける問題がなくなれば、やることがなくなることは事実。

だが、私は試験中に寝ることを許さない。「問題が解き終わり、100点間違いない」、という生徒でも駄目だ。いろいろな理由はあるが、「チャイムが鳴るまで、一生懸命試験に臨む」、というのが私のポリシーだ。

私の高校は、試験問題を解き終わったら、教室から退出することが許されていた。私が現役の高校生だったときの話である。

つまり、試験が解き終わり、100点にはならないだろうけれども、「これでよし」、と思ったならば、監督者に合図して、教室から外に出て良いのだ。

もっとも、教室を出たところで、いられる所は廊下くらいしかないのだが、その時間を利用して、次のテストの対策ができるという訳である。

私は、たとえ試験が早く終わったとしても、このシステムを一度も使ったことはなかった。
周りを見ていると、成績の良い人で、先に教室を出てしまう人がいなかったのだ。それに、私には試験の途中で教室を出てしまうような勇気はなかった。

母校には、のちに非常勤として勤めたことがあるが、その時にはそのシステムがなくなっていたから、最近はもうやっていないだろう。

今日は、冷たい雨が雪に変わるのではないか、と思われるほどのこの冬一番の寒い一日であった。
もちろん窓を開けると、冷たい空気が教室を吹き抜ける。
私は、出勤すると教室と廊下の窓を開け放っているので、廊下はまだ窓が開いたままだ。
「冷たい空気が気持ちいい…。」
生徒たちは、「寒っ」、といいながらもだんだんと寒さに慣れ、廊下に出れば、空気の悪くなった教室内よりすっきりする。

試験が始まる前、一度窓を開け放った。
教室には歓声(?)が走る。
数分で窓を閉めて、私はニコっと笑う。

教室内の空気を入れ換えて、新鮮な空気にしたところで、ピリッと頭も冴えて、さぁ、いよいよ試験の開始。

私はこの方法で、試験中寝かせないようにしている。
万一、寝てしまった生徒が出ると、さっと窓を開けるので、また空気が入れ替わり、眠気も吹っ飛ぶ。多少の寒さは否めないが、「酸欠状態で空気の悪くなった教室の環境整備には、いい方法なのではないかな」、と思っている。

普段の授業でも、
「授業前には必ず窓を全開にしない。」
と、指示している。
私が教室に入ったとき、窓が開いていれば、授業中は窓を閉める。
そうでなければ、窓を全開にする。

多少傲慢だが、
「丹澤の授業だ。あきらめてくれ。」
と、言っている。

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