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2018年11月29日

「業績評価シート」に思う

私の学校にでは、年に2回、『業績評価シート』なるものを作る。
半年分の目標を記し、その検証をしつつ、業績に対して、自分なりの評価をして管理職に提出するのである。昨今は、どの学校でも似たようなことはしているだろう。

昨日、このシートの提出期限だったので、あわてて記入した。
半年前に自分が立てた目標に対する、自己評価である。

中には、
「こんな目標、立てたっけ?」
という情けない項目もあったりして、
「以前は、結構真面目に作ってあったんだなぁ。」
と、一安心。

ところが、その評価となると、これは淋しい。
どの項目も達成できていないし、果たして目標に近づいているのだろうか、怪しいものばかり。

このシートをもとに、明日、校長の人事面談が行われ、
「あなたが頑張ったことは何ですか?」
「これからの課題は何ですか?」
などと、仰々しく尋ねられるのだ。

「頑張ったことは何もないな…。」
ただただ、枝から墜ちないように、頑張ってぶら下がっているだけ。
そろそろ手のしびれも限界に近づいてきた。

「課題は、やる気を出すことかな…。」
気力と体力が著しく落ちている昨今。その中で、『やる気』を出すことも困難な話。
だったら。気力と体力をとり戻すしかないではないか。

教育現場(職場)でもある程度の競争は必要だ。
競争が全くない組織は、停滞もしくは堕落していくからだ。
ただ、
「何を競争するのか。何が実績なのか。」
については、十分検証しなくてはならないだろう。

「生徒の学力を上げる」ことや、「保護者の満足度を上げる」、「入学希望者を増やす」、「学校の評判を上げる」、などが考えられる。
しかし、これらは結果であって、もっと教育の本質の部分があるような気がしてならない。

また、あまりにもこれらに固執すると、生徒も先生もギクシャクとした関係になり、お互いが不幸になるようにも思える。

できないことを、人や環境のせいにすることは醜い。
だからと言って、すべて自分の責任と、自らを責め続けることも間違っている。
その中道の部分で、行ったり来たりしながら、
「なぜできないのか。」
ばかりを考えたり、指摘するのではなく、
「どうしたらできるのか。」
を考えることが大切だと言う。

でも、「どうしたらできるのか」、を考えるには、気力にあふれた前向きな精神状態が必要だ。

今の私には、まだちょっと難しいかな…。








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