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2018年09月17日

不登校になっちゃうかな…

近隣の先生の今朝の出来事。

出発時間直前のミーティングに遅れてきた生徒がいた。
申し訳なさそうにはしていたが、そのままミーティングに加わり、さぁ、出発という段になって、そのまま出掛けようとしたところ、先生に呼び止められる。

「ミーティングに遅れてきたのだから、チームに対して何か一言あるべきではないか。」
もじもじしているので、
「みんなに謝るべきだろ。」
と言うと涙目になった。
そのまま送迎の車に乗って出発。

現地に到着しても、泣いてしまっていて、車から降りてこない。
送って下さった親御さんが尋ねてきた。
「遅れてすいません。…何が間違っていたのでしょうか。」

すでにミーティングしている最中に遅れてきたのだから、「すいません」の一言があっていい旨を伝えると、納得されていた。
だけど、本人は泣いていて、車からは降りてこなかった。

小一時間ほどして、親子でやってきて、「今日は帰ります。」と、帰宅して行った。

「不登校になっちゃうかな…」
と、その先生は心配されていた。

幸い親御さんがそばにいるので、指導の内容と叱られた理由が分かるのではないか、と思われた。

昨今は、“宿題をやっていないことを皆の前で攻められて不登校”になってしまうような時代。
叱られることに対する免疫力が弱くなっていることは事実だが、それ以前から、心に貯めているものがあることも事実。その中で、叱られたことが引き金にはなっているというわけだ。

教師側は、この生徒がストレスをため込んでいるようだな、と察知する観察眼を持ち、気づいたならば、そうしたストレスを、ときおり流してあげなければならないだろう。

これを、教育のプロの仕事として当然のことと見るか、面倒でストレスでしかない、と見るかは、教育者としての意識の差だ。
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