アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2023年06月14日

迷い犬

夕方愛犬の散歩のために家に戻ると、犬が一匹増えていた。
車庫の中に、ちょこんと犬が座っている。
初めは何かの置物かと思ったが、近づいてみると、ずぶ濡れになった犬だった。
どこからかやってきて、休息がてら雨宿りをしているのだろうか。

私の愛犬たちは、そ知らぬふりである。
近づけば、吠えたり威嚇したりするのだろうが、何ごともなかったかのように過ごしている。

奥の部落から逃げ出した犬なのかと思い、訪ねてみたが、どうやらその部落にも時折現れる野良犬らしい。

そうは言っても、助けを求めて来た犬を、むげに追い返すわけにもいかず、私はずぶ濡れになった身体を拭き、少しのおやつをあげた。

気に入られて居つかれても困るが、私の家で弱って死んでしまうのも、あまりに切ない。
と言って、保護して私が飼い主になるというのも、少しハードルが高い。

迷い犬は、私の飼っている柴犬よりも一回り大きい柴犬系の雑種と思われた。
その汚れ具合から、雨の中ずっと歩き続け、ヤブの中をも歩いてきたものと思われた。

「どうしたの? どっからきたの? 休んだらおうち帰りな…」と声を掛けて、私は愛犬たちの散歩に出掛けた。まだ本降りの雨だが、少しは雨あしが弱くなってきたようだ。

私はその後、犬小屋をあとにした。
幸いライブカメラで犬たちの様子が見える。
薄暗くなった夜7時頃、その迷い犬は尻尾を振りながら私の愛犬に近づいた。
臆病者の私の愛犬は、けたたましく吠え、近づいてくる迷い犬を追い払った。

あきらめた迷い犬は、裏庭の方に歩いて行ったようである。
その方向を、私のもう一匹の愛犬がじっと見つめている。

迷い犬の目は、何かをい訴えかけ、まるで「助けてくれ」とでも言いたげであった。
何とかしてあげたかったが、私ができること、やってもいいことは、せいぜいこのくらいが限界だろうと思った。

飼い主がいるなら、家に戻ったらいい。
居心地が悪くて、苦しくなったら、また休みに来てもいい。

私がお世話をしてあげられるかどうかはわからないけど。たまに来るくらいなら、かわいがってあげよう。

私はそんな思いで夜を迎えた。

迷い犬は元気にしているだろうか…。

2022年11月03日

地元の祭り

三年ぶりに地元の祭りが行われた。
コロナ禍でしばらく中止になっていたものだ。
「ご神事なのだから、開催すべきだろう…」と私はずっと感じていたので、「ようやく…」といった感じだ。

だが、今年の祭りは分裂開催。
本来、町内を二つに分けて、それぞれ山車が練り歩くのだが、一方が「中止」という判断をしてしまったので、片方だけの開催になり、何とも盛り上がらない、この先にも禍根を残しそうな、情けない祭りになってしまった。

祭りの継承は、文化の継承でもあり、細々ながらも信仰の継承でもある。
若い衆たちの活躍の倍でもあり、年寄りたちによる若衆への教育の場でもある。
一方で、飲み食いの場でもあり、年に一度の気分高揚、ストレス発散の場でもあるのだ。

コロナ禍で人と人とのつながりが断たれ、飲食の機会も断たれ、別の見方をすれば、文化や信仰の継承の機会も断たれてしまった感がある。

私は祭りのための飾り付けを行い、ご祝儀を準備した。
例年のように山車が我が家の庭に来ることもないので、山車を引く人たちにへの軽食を準備する必要もなかった。

天気は良かったが、日数も三分の一になり、なんとも淋しげな秋祭りになった。

今回、ボランティアで生徒が山車を引いたが、おそらくは、黙って歩くだけだったのだろう。
大声を出さない祭りって何だろう。

家の前に山車が来たときには、地元の人は声を掛ける。
屋外ではマスクをはずすことにはなっているが、学校では一日中生徒にマスク着用を強要している。

祭りだというのに、町は閑散としていた、
少子高齢化が激しく進み、祭りの運営も困難を極めているのかも知れない。

遠く微かにお囃子だけが聞こえてくる。
その音色は、いつもの高揚感ではなく、どこか陰のある、悲しげなものに聞こえた…。




2022年11月02日

愛犬のこと

先週、下痢が続いていた愛犬Rが急に弱ってしまった。
まだ三歳でもあるので、自然治癒力を期待していたのだが、ここにきて、餌も食べなくなり、さすがに動物病院に連れて行かざるを得なくなった。

聞けば重症であり、命の危険もあるという。
若干は病院独特の「脅し」も含まれているとは思うが、さすがに弱った愛犬を見ていると、心配になってくる。

早速、愛犬Rは点滴治療になった。
私は犬が点滴をする様子を始めて見た。
「そばにいてあげてください」と言われ、小一時間ほど付き添ったが、さらに時間がかかりそうなので、私は一時帰宅し、夕方再び迎えに行くことになった。

点滴のおかげで、愛犬Rは大分元気になった。
「お腹の中に寄生虫が二種類います。治療するには体力の回復が必要なので、まずは食べられるようになり、体重が増えないといけません。」

女医でもある獣医が熱く語る。

私は、「もし愛犬Rが清でしまったらどうしよう…」などという気持ちがよぎり、話しがうわの空になってしまった。

家族の一員である愛犬Rがいなくなると、相当のペットロスになってしまうだろう。
私の愛犬たちは、生徒たちからもかわいがられているし、慣れている生徒も少なからずいる。

何日かを経て二度の点滴後、愛犬Rは、これまでと同じような元気を取り戻しつつある。餌も以前と同じように食べるようになったし、体重も少しずつながら回復しつつある。

ここまで回復すれば、治療が始まるのだろうと思う。
愛犬Rは、蛇や蛙を食べてしまうので、そのあたりから寄生虫にやられたと思われた。
イベルメクチンも飲ませていたが、なぜだか効果がなかったようだ。

あまり犬たちとは遊んでやれないが、それでも、毎日彼等と出会うことは、私の楽しみであり、癒やしでもある。

元来私は寂しがり屋のようだ…。




2022年10月27日

手の甲のしわ

ふと自分の手の甲を見る。
以前よりも皺が増えたな、と思う。

私は、かつて見た親父の手の甲の皺が忘れられない。
当時の親父は、すでには齢八十を超えていたと思う。
母方の祖母の通夜後の火葬のときだったと思うが、骨になるまでの時間に、成りに座っていた父の手の甲を見た。

私はその皺の多さに愕然とした。
かつては、張りのある頼もしかった父の手が、こうも老いてしまうのか。

そのとき、父が「手がこんなしわくちゃになっちゃったよ」、と言ったような気もするが、少なくとも、ショックを受けた私は、記憶があまり定かではない。

その後、おそらく十年も経たずに父は逝ってしまった。
私は遠方に入れたので、父の看取りは出来なかったのだが、横たわる父の手は、同じくしわくちゃであった。

あれから何年もなる。
私は齢を重ねる毎に、手の皺が増えていく…。

たとえクリームなど塗って、見た目の皺を目立たなくしたとしても、齢を重ねることには違いない。

人は誰しも「若さの奢り」がある。
特に若者は、「老い」など意識することはない。

私は授業をしていると、生徒たちは、「今を生きるに一生懸命で、その他のことは何も考えられないのだろう」と思う。

『老い』は逃れられない。
かつて釈尊は『四苦』の中で、「生老病死」を説いた。

「歳は取りなくないね〜」
生前祖母が始終呟いていた言葉を思い出す。

いよいよ私もそうした年齢に近づいてきた。
せめてもの救いは、今の仕事が、つねに若者たちと一緒に過ごしていることだろう…。

2022年09月27日

国葬を思う

本日、9月27日、日本武道館にて安倍元総理の国葬が営まれた。7月8日に銃撃により暗殺され、早々に岸田総理が国葬を行うことを決めたが、世論は日に日に国葬に対しての厳しさを増し、国論を二分する事態にまでなった。古くから、国論が二分される時は、国家存続の危機であるという。他国によって侵略されるときは、たいていはこうした状況下であるという。逆の見方をすれば、こうした状況に「持って行かれた」というのが現状だろう。

その大きな原因が、マスコミ報道である。当初、銃撃されてえ急逝した安倍元総理を惜しむ声を報道したが、次第に犯人を英雄視するようになり、そしてさらにはその犯行の元になったとして、旧統一教会ばかりを取り上げ、挙げ句の果てには、政治家たちと旧統一教会の関係を、あたかも魔女狩りの如く報道し続けた。こうしてメディアは、多くの国民を、亡くなった方を悼む」という日本の伝統をも覆すほどに、安倍憎しの方向へ誘導したのだ。もちろんここには、中国の工作員らの影響も大きいだろう。沖縄県知事の再選も、この報道のお陰と言ってもよく、またしても沖縄は、中国べったりの「日本とアメリカから独立する」と叫ぶ知事が当選してしまったのだ。一足早く、世論を二分する状態に持ち揉まれた沖縄の侵略が、また一歩近づいてしまった感がある。

今日の国葬にて、フランスのマスメディアは、「国民の60%が反対する国葬が行われた」と伝えたが、私はこの世論調査の結果も、きわめて怪しく、意図的に作られた数字のように思う。世論調査など、自社都合でいくらでも変えることができるし、聞き方によっては、いくらでも結果を誘導することができる。また、報道姿勢によって、世論誘導することなど朝飯前で、今回の場合も、国葬反対派については大きく報道し安倍氏のこれまでの業績を讃えた追悼集会などは、たとえその規模が大きかったとしても、ほとんど報道することなく、ただただ阿修羅の如く、髪を振り乱して絶叫する彼等を報道し続けた。これは単に視聴率かせぎとはいえないくらいの、偏向報道であり、いよいよ日本でもアメリカに引き続いて、左翼メディアによる極度の偏向報道があたりまえになったと感じている。

概して国葬反対派は高齢者が多い。そこに中国の工作員に近い野党の議員が加わって、日本人とはいえないような輩がデモを行っていた。これも、戦後の左翼教育の一つの集大成なのだろう。

左翼思想では英雄を認めたがらない。人はすべて平等であって、能力に差があってはいけないようなのだ。だから、優れた評価をされる人物の存在は許されず、そうした人物は徹底的に叩くという傾向がある。実際、歴史上の英雄であっても、存在しなかったことにしようとする。その観点から考えると、今回、安倍元総理が国葬で弔われることは、彼を英雄視することになり、これは許されざることになるのだろう。彼等は、国葬の費用についても言及しているが、実際費用が高額であるかのように誘導しているのはマスコミ報道であり、警備費が増えるのも、彼等反対派が勢いづいているかのように報道しているからである。国葬にかかる費用など、外国人留学生への補助と比べたら、ほんの僅かであるし、コロナ禍で国からのばらまきになれてしまった国民の心を逆なでするに、十分な偏向報道誘導がなされていると言えるだろう。

私は献花に訪れる若者や学生の姿を見て、若干胸をなで下ろす気持ちになった。まだまだ日本は生き残れるかも知れないという、淡い希望である。先日も産経新聞に高校生の国葬を巡る反対派への批判記事が載ったが、これを読んで、若者たちの方が、正しく、冷静に物ごとを見ているな、と思う。

法的根拠が希薄であるとか、国会軽視あるなどと、とってつけたような理由しか彼等は思いつかないのだ。国会内にも、日本の国益に反する主張を続け、左翼マスコミと連動して、国難を引き寄せいていると思われる議員がいる。私は彼等が本当に日本人であるのかすらも疑問に思う。

確かに日本は島国であり、近隣諸国との関係を維持しつつ、独立を保ってきた国家であることは間違いない。しかし昨今、独立国家としての気概が薄らいでいるように思える。すべてが諸外国のいいなりであり、特に中国の要求をすべて受け入れているかのようにも見えてしまう。これは、保守系の議員でも同じだ。一部、日本を中国の一部の省にするような勢力には、断固として負けてはいけないし、その策略にはまってはいけないのだ。その意味でも、マスコミ報道は、国益を無視したものになっていると思われる。

繰り返しになるが、「死んだ人を悪く言うものではない」という日本古来の伝統が、今回大きく踏みにじられた。私は。国葬反対と声を上げ、自らの主張のみを通そうと巣いる彼等の気持ちをあまり理解できない。もし彼等が、他の誰からも影響を受けず、自らのポリシーで反対を叫んでいるとしても、「だって嫌なんだもの」と、幼子がだだをこねている様に思えてならないのだ。一方で、でも見る、日本人ならば絶対に間違わない漢字を間違えて掲げている彼等の姿を見ると、やはり、他の勢力が関しているものと確信する。

政治家という者は、その生涯に功罪があろう。もちろん、安倍元総理の場合も、長く在位したことによる、奢りや慢心もあったであろう。ハイエナの如く、利権を求めてすり寄ってくる悪い輩もたくさんいたであろう。だが、間違いなく日本の一時期、総理大臣として国のために尽力した人物、安倍晋三であったことは間違いあるまい。その四を悼む気持ちを忘れず、つくづく静かにあの世に旅立たせてあげたかったと思う。残念である。

2022年09月19日

アイスバーガー

このところ、できるだけ休日をい作り、リフレッシュの機会を得るようにしている。部活を毎日やっていると、下手をすると何ヶ月も「休み無し」状態になるが、それでは、「選手も私もきつかろう…」という思いもある。もしかしたら、私のサボり癖がついたのかも知れないが、中学の部活なのだから、時折は「オフ」の日も必要だろう。

今日も、ぶらっと列車旅に行った。 最寄り駅から各駅停車で、いくつもの路線を乗り継ぎ、近県の気動車に乗ってきたのだ。

折しも台風接近中で、時折ざっと雨が降ったり、青空がでたりと、忙しい天気だったが、車窓から見る秋の景色は、実に楽しく、心地よい者だった。

各駅停車の旅は、乗り継ぎが難しく、あまり遠くまではいけないので、距離を100qそここそにして、折り返してくるルートにした。100qを超えれば、途中下車もできる。実際は日帰りだが、切符の有効期限も二日になる。往復にすれば、さらに伸びる。

目的の終着駅には、取り立てて目的があって出掛けたわけではないが、少し時間があったので、町中をぶらつくことにした。この町には有名なソウルフードである『アイスバーガー』がある。

私はこれを食べに、汗だくになりながら駅から二十分ほど歩く。
その店は、地元の小さなマーケットだった。

安倍元首相が、襲撃の少し前、選挙応援の為に訪ねて食べた「アイスバーガー」である。

これは美味だった。
焼きたてのバーガーはパリパリっとして、あつあつ…、その間に冷たいアイスクリームが挟んである。

「すぐ召し上がってくださいね。」
店員さんがそう告げる。

そりゃ、そのまま置いておいたら、アイスは溶け、パンも冷たくなってしまう。

私は、店の前の踏切に、乗ってきた気動車が折り返して通過することを知っていたので、列車が来る前にと、慌てて食べた。

しかし、非常においしかった。
また食べたいと思った。
最高のおやつだ。価格も二百円台とリーズナブルだ。

その後、駅までの戻る際、激しい雨に全身ずぶ濡れになった。
しかし、それも心地よかった。

いつの間にか空は晴れ渡り、青空になった。

楽しい列車旅、最高のリフレッシュになった。



2022年09月06日

コロナ禍の混乱

岸田首相がまた呟いた。
コロナ陽性者(症状あり)の療養期間を10日から7日に短縮するのだという。

私はふと考えた。
いつから日本は、「国がすべてを決め、国民に周知するだけの期間になったのだろう」と…。

首相が発表するのだから、そのように変わっていくのだろうが、何となく違和感を感じる。
ひとたび権力をつかんだ彼等は、果たしてそれを手放すのだろうか…、ということだ。

多額の税金をつぎ込んで海外からワクチンを買い、それを国民に接種させる。
近隣の市では、早速、オミクロン株対応ワクチンを始めるのだそうだ。
だったら、三回目、四回目と効かないワクチンを打ち続けたというのか。

当初、ワクチンさえ接種すれば、マスク無し生活ができると言った。
それができないと分かると、死亡率低下と言った。
それでも説得力がなくなると、重症化予防と言い、基礎疾患のある人対策と言う。

いずれも説得力に欠ける。今や、ワクチン接種者の方が感染率が高まり、ワクチン接種後、基礎疾患のある方が突然死を起こしている。しかも、国は、ワクチンとの因果関係不明として、ほとんど公表していない。

ワクチンに反対する人の声は、封殺され、国の都合の良い情報だけがマスコミにも流れている…。

もはや、国民が正しい情報を得る術は、極めて困難になった。

「2類だからだよ…」、と皆は言うのだろうが、私はどうしても不可解な思いを感じざるを得ない。

文化祭が終わり、校内でもまた、陽性者が出始めた。
今回は、ホテルエントリーの結果、スムーズに隔離されたようである。

果たして、5類に変更されたとき、国民は医療費を始めとする諸経費の負担に耐えられるのだろうか。

ひとたび、味わった「税金でまかなわれる」という感覚は、そうやすやすとは手放す事はできないのではないだろうか…。

コロナ禍の中、社会生活は少しずつもとに戻りつつあるが、一方で、「コロナのせい」にすることができないような時代が、近づいているようにも思える。

首相は辞めれば終わるが、国民はそうはいかない。

学校現場の混乱は、まだまだ続くようだ。
どの学校では、負担は増すばかりだ。





2022年09月05日

山登り

今年は精力的に山に出掛けるようにしている。

大自然の中で、必死に登り、汗だくになっても、吹き抜ける爽やかな風が心地いい。
そればかりか、全身がリフレッシュされ、そのことが明日への活力につながるのだ。
たとえ苦しい登りに、「もういい加減にしてくれ」という思いが出てきたとしても、ほんの一週間もすれば、また登りたくなってしまうのである。

ある意味、山の魔力だが、その魔力ゆえに、私たち人間にも、おおいなるエネルギーをもたらしてくれているようだ。

今回は、少し長めのルートを歩いた。
天気予報は悪くなかったが、朝の天気は曇天である。
山が近づくにつれて、雨が降り始め、視界が見えなくなった。
「こりゃ、とんでもない山登りになるかな…」、と不安をよぎらせながら車で登山口まで走る。

ところが、標高をかせぐうちに天気が一変した。
いつしか青空が拡がり、どこまでも続く紺碧の空になった。
下界は雲海で包まれている…。

山頂から見る下界の景色は、近くの山と雲ばかりであった。
しかし空はほぼ快晴。ギラギラと太陽が輝いている。

程なく、中腹の樹林帯を歩く。
景色が見えなくなった分、初めて歩く先の見えなルートに不安と期待を感じながらも、水の音が聞こえてきた。

登山道を横切るように、湧いた水が流れている。
水はとても冷たく、手をつけているとしびれるほどの冷たさだ。
その水で、汗だくの顔と腕を流す…。

最高の気分。
これまでの疲れも吹き飛んだ。

午後になって、山は霧に包まれた。
雲の中に入ったのだ。

下山し、硫黄泉にはいって疲れを癒やす。

こんな贅沢なリフレッシュ方法は他にあるのだろうか。

圧倒的多数の生徒たちは、この山の感動を知らずに育っていく…。




2022年07月11日

日本の危機

安倍元首相がお亡くなりになった。

選挙期間中の応援演説の最中に、銃弾に倒れたというニュースは、日本のみならず世界を駆け巡り、その後の死亡報道は、全世界にショックを与えることになった。

世界の各国からその死を悼む声が届き、日本人すら気づいていない、安倍さんの実績が次々と明らかになった。

まだまだ若く、この先もご活躍される政治家であったと思う。

一方で、世界一平和と言われる日本において、銃弾で倒れるというというのは、世界中にショックを与えると共に、日本という国の危うさすら感じられる。

日本人はそれでもなお、平和ということに対して、惰眠をむさぼり続けるのだろうか。
確かに、一部の「おかしな人」による犯行なのだが、その警備体制の不備も指摘されている。

世界は、今や平和な世の中ではない。

時の政権である岸田首相は、ウクライナ支援によりロシアを敵に回してしまった。
これはアメリカバイデン政権に追従した形だが、いずれアメリカはウクライナから手を引くだろう。その時、宙ぶらりんになって、敵国だらけに囲まれた状態になるのが、日本の位置づけなのだ。

安倍元首相の親ロシア政策を転換して、独自色を出したかったかも知れないし、再登板を防ぐ狙いだったとも思えるが、おそらくこの政策は危機的状況を招きかねないだろう。この構図はバイデン大統領が、トランプ前大統領が再び立ち上がらないように、徹底的に反ロシア政策をしている様と同じである。

ロシアは日本が返還をもとめてきた北方領土に軍事基地を持ち、ここから北海道や東北に向けてミサイルを撃つことができる。

中国は、日本の主要都市に核ミサイルの照準を合わせている。

日本が、中国とロシア、北朝鮮の三国を敵に回すことになれば、アメリカをも巻き込んだ世界戦争になるが、その際、おそらくバイデンは、「日本には武器は供与するが、米軍は派遣しない」、というウクライナと同じことする可能性がある。

幸か不幸か日本の政治家には親中派が多い。
しかし軍事衝突は避けられても、中国の傀儡となることは免れまい。

こうした危機の中、安倍さんの死は、果たして日本国民に、危機意識を高めさせることができるのだろうか。

私は、たとえミサイルが飛び交おうとも、次世代を育てるために、授業を続ける気持ちでいるのだが…。

2022年07月06日

政治参加

何となくテレビを見ていたら、「若者の政治参加」について議論していた。

議論と言うよりむしろ、諦めムードで、参加しているタレントの一人が、「三十年前も、二十年前も同じ議論をしていた」と言い放った。

確かにそうなのだろう。
しかし、三十年前、二十年前との違いは、今の日本が決して平和とは言えないということだ。

政府が国際情勢を読み誤り、間違った判断を重ねてしまえば、日本は途端に有事になり、戦争に巻き込まれることになる。

その際、まず戦うのは、一部の政治家から「殺人マシン」とまで揶揄された自衛隊なのだ。
防衛費を制限され、実弾訓練すらままならない自衛隊に、国防を委ねるのである。

残念ながら、平和な世の中ではなくなってしまった。
戦後、押しつけられたはずの憲法をご本尊のように守り、一度も改正できない国など、世界中どこを探してもない。

いい加減、欺瞞に満ちた「平和憲法」という言葉は死語になって欲しいと思う。

日本には、相当数の中国のスパイが政権内部や、マスコミ、大企業、地方議会等、ありとあらゆる部分に入り込んでいる。彼等は、親中を進める中で、日本の国力を落とすべく、脱酸素を推し進めるたり、産業スパイとして技術を盗み出したり、ソーラーパネルを設置したり、山を買いあさり日本の水源を確保したりと、ありとあらゆる画策をしている。

国会議員だって、日本に帰化すればすぐに立候補できる。彼等がすぐに当選できるのも、まるで日本の国益に反するような彼等の主張そのものも、国論を揺さぶるためのものではないか、と疑ってしまう。

投票率が低くなれば、組織票のつよい政党が有利になる。
「どうせ、投票しても何も変わらない」という国民の半数の集合想念が、実は日本の危機を招いてしまうことになっているのだ。

工作員のような国会議員をマスコミの力で当選させてしまうようでは、日本の将来もかなり危うい…。

国民一人ひとりが日本のことを考えるべく、愛国心を高めるような、そうした教育が望まれるのだろう。




ファン
検索
<< 2023年09月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
丹澤三郎さんの画像
丹澤三郎
プロフィール
リンク集
おすすめ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。