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2021年08月12日

私の中学生時代 その4

すでに大昔のことなので、中学生のときの教室での出来事など、もはや思い出せない。
遠足でどこへ行ったのかも、記憶が定かではない。

修学旅行は京都、奈良に行った。
おそらく班別行動をしていたと思われるが、こちらも記憶が蘇らない。
当時は、大部屋で生活する時代だったが、こちらも平和だったことくらいしか、記憶がない。

どうやら学校行事系は、教員生活の方が長くなって、記憶が混濁してしまうようだ。
もはや、生徒時代よりも教員時代の方が長いのだ。

私は、テレビドラマ「3年B組金八先生」と一番最初のシリーズと同年代だった。
最終回の感動シーンを、中3という立場で見たのだが、こんな感動的な中学時代ではなかったように思う。

私は3年A組の1番だったので、卒業式では校長先生から代表生徒として全文、卒業証書を読み上げられ、皆の分も一緒に受け取って、舞台から下りる、という役割があった。

これには緊張した。
何度も、足を踏み外して、証書をぶちまける夢を見た。
3年生のクラス替えの初日に、すでに卒業式が不安になった。

当日は、何事もなく終え、泣きそうになりながら、最後の校歌を歌った。

その後、私が中学校を訪れた機会はほとんどない。

教員として考える中学校生活の、ほんの一部分しか私は経験していないように思う。
運動部系の生徒との交流はほとんどなかったし、いろいろな行事の記憶もほとんどない。

中学校時代というのは、そういうものなのだろうか。

私がしゃかりきになって、充実した中学生活を送らせようと、あの手この手を使っているのも、もしかしたら、すべては消え去ってしまうものなのだろうか…。

教員としては、たとえそれでも、「自分の信じる、なすべきことをなす」、以外方法はない。

誰が、どこで、何に、琴線が触れるか、それは本人ですら分からないことなのだろうから…。




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