2021年06月21日

公開授業その2

今日も公開授業を見た。
中1の英語である。

「英語では、thisのあとはitを使う」
などと赤で板書されると、「へー、そうだっけ…」、なんて思ってしまう。

「活発なクラスで、とてもやりやすいんです…。」
と、担当の先生は話されていたが、私には満足出来なかった。

こんな風に、人の授業にケチをつける私を、老害と呼ぶのだが、残念ながら感動は得られなかった。

もっともっとドラマチックでないと、今は中1だから良いが、この先は、マンネリ化して、眠い授業になってしまうだろう。

私は、「授業で、どこまで役者に徹することができるか」、かが勝負であると思っている。
その中で、生徒とのキャッチボールを行い、授業をドラマチックに成立させていく。

役者に徹するのは、生徒を一気に教員に集中させるためである。
彼等の視線と思いをひとまずぐっと集めて、そして、さっと手放す。
手放されたときに彼等は、自ら考える。
その時、その瞬間を見逃さずに新たな話で、再度引き寄せる。

指示も、全員の思いを束ねている時は、ほんのささやくほどで足りる。
授業の説明も、集中させているときには、すーっと彼等に伝わっていく。

彼等が自ら解き終わる頃、またぎゅっと彼等の思いを束ねてみる。

その時には、言葉のみならず、ありとあらゆる術を使って、心を掌握しようとする。

これが私の授業スタイルだ。

ここで言うほど大した授業ではないが、こだわりだけは持っている。
メリハリや緊張と弛緩、その波をランダムに意表をつくように畳みかけると、ドラマチックな授業に近づいていく。意外性が興味を引きつけ、「分かる」教え方で、生徒が「できる」ようにする。

みんながドラマチックな授業を目指せば、毎日の授業も楽しいものになるのだろう。
大学の授業とのギャップはますます広がってしまうが…。

授業を見て、そんな風に考えた。




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