2021年06月13日
散髪
A君の髪の毛が長くなってきたのだが、この先なかなか散髪できそうもないので、私が切ってあげた。
だが、これがとても困難だった。
A君はくせ毛のため、櫛が通らないのだ。
ちょっと湿らせたくらいでは、全然だめ。
すきバサミも通らない。
「痛っ、痛っ、痛っ…」、と言ってやらせてもらえない。
素人の私には、濡れた髪の毛は切りにくい。
本来、生徒の髪を切ってあげることは滅多にないが、時に親代わりの部分もあり、時々はこうした機会が訪れる。
ハサミだけで、大分きれいに整えられるようにはなったのだが、残念ながら今回はうまくいかなかった。
「私、失敗しないので…」、とはいかず、結局再度、バリカンでやり直すことになった。
最初からバリカンを使えば良かったのだが、高3が、この先受験勉強に打ち込むために、多数、坊主頭にしたいと、バリカンを貸していたのだ。
だが、A君のやり直しのため、もう一度バリカンを奪い返し、再度調整。
「この頭って坊主ですよね。坊主はちょっと…。」
とA君。
「13mmは坊主じゃない。」
「うーん、みんなに笑われるな…。」
「笑われない!」
「スポーツ刈りが良かったな…。」
「こっちの方が格好いい!」
と無理矢理納得させる。
逆に、まんざらでもなさそうだ。
以前にも、このくらいの長さの髪型はある。
「次もまた、切らしてね」、と言うと、元気な声で「はい!」と返ってきた。
もう少し散髪の技術を上げなければ…。
だが、これがとても困難だった。
A君はくせ毛のため、櫛が通らないのだ。
ちょっと湿らせたくらいでは、全然だめ。
すきバサミも通らない。
「痛っ、痛っ、痛っ…」、と言ってやらせてもらえない。
素人の私には、濡れた髪の毛は切りにくい。
本来、生徒の髪を切ってあげることは滅多にないが、時に親代わりの部分もあり、時々はこうした機会が訪れる。
ハサミだけで、大分きれいに整えられるようにはなったのだが、残念ながら今回はうまくいかなかった。
「私、失敗しないので…」、とはいかず、結局再度、バリカンでやり直すことになった。
最初からバリカンを使えば良かったのだが、高3が、この先受験勉強に打ち込むために、多数、坊主頭にしたいと、バリカンを貸していたのだ。
だが、A君のやり直しのため、もう一度バリカンを奪い返し、再度調整。
「この頭って坊主ですよね。坊主はちょっと…。」
とA君。
「13mmは坊主じゃない。」
「うーん、みんなに笑われるな…。」
「笑われない!」
「スポーツ刈りが良かったな…。」
「こっちの方が格好いい!」
と無理矢理納得させる。
逆に、まんざらでもなさそうだ。
以前にも、このくらいの長さの髪型はある。
「次もまた、切らしてね」、と言うと、元気な声で「はい!」と返ってきた。
もう少し散髪の技術を上げなければ…。
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