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2021年06月10日

担任の仕事

欧米には仕事は苦役であるという文化があるという。
おそらくその原点はキリスト教思想なのだろうが、日本人の仕事観とは大分違う。

しかし、昨今は日本人でも、仕事に対して、「無理強いされるもの」という意識が大きくなってしまったようにも思える。

嫌な仕事でもやらなくてはならない。
やる気がなくても、やらなくてはならない。
無理にでも、やらなくてはならない。

しかし、こうした発想のなかで仕事をしている中に、創造性や付加価値は生まれない。
反論する人がいることを覚悟して言うが、本来、仕事は、「楽しく、喜んで」行うべきものだ。

だから、学校の仕事だって、いやいややっているようでは、その思いは必ず生徒や保護者に通じ、いわゆる「いい」仕事にはならないはずだ。

たとえ、その仕事を与えられたことが不本意であったとしても、自らの思いを変えて、ポジティブにその業務にあたろうと、努力しなくてはならないだろう。

ほとんどの場合、「この仕事はやりたくありません」、とは言えないが、少なくとも自分自身の心が吹っ切れていなければ、仕事としては成立しない。恐らくはその仕事ぶりに、同僚や上司は落胆し、時に叱責を受けることになるだろう。

一方、自分自身で、ネガティブ思想からポジティブ思想に変えられないこともある。
何年もそうした状況が続いたり、自身で「違うな」と思うときは、静かにその職場を去るべき時なのだろう。

コロナ禍で、不本意ながら、生活のために別の仕事を就いている方もいるのだろうが、そうした方であっても、その仕事に「生きがい」を感じなければ、おそらく社会的環境が変化したときに、また、その仕事を去らなくてはならない時期がやってくると思われる。

要は、「あなたがいなくてはこの仕事が成り立たない」、と言われるくらいの熱意で、仕事に当たらなくてはいけないということだ。

担任も同じだ。

私立学校では、「この人には担任は任せられない」というレッテルを貼られた人は、ずっと担任にはなれないこともある。

学校現場だろうが、会社だろうが、結局は、仕事に対するマインドの問題。

一日の三分の一以上を占める仕事に、意味を見いだせないのであれば、それはそれで、人生がつまらないものに感じられないだろうか…。




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