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2018年12月05日

試験中のトイレ

二学期の期末考査が始まった。
私の学校では中高と同じ日程で行われるので、中学校ながら4日間ある。
一日あたり2〜4科目の試験がある。

この試験だが、私の学校では中学校としては珍しく、「試験中にトイレに行っても、戻ってきてまた試験を続けられる」、というシステムがある。性善説に基づいたものだ。

おそらくは、ほとんどの学校では、「試験中にトイレに行ったら、そこで試験は終了」、というのが一般的だろう。

大学入試でも、英検などの資格試験でも同様のはずだ。「不正行為を防ぐ」という考えでこうしたルールが設定されているのだろうし、「体調管理も実力のうち」という社会の厳しさも見てとれる。

私の学校の教室には、内線電話を設置してあるので、トイレに行きたい生徒が出ると、監督者は職員室に電話をする。監督者が教室を離れることはできないので、別の教員を呼び、その生徒をトイレまで連れて行き、終わるまで待ち、また教室に連れ帰る、のである。

もちろん中学生たちに私は、
「基本的には、お腹が痛いときだけだよ…。」
と指導はしている。だが、そうした指導をしていないと、この権利を遂行し、おしっこがしたくなっても、トイレに行ってしまう。

普段の授業中でも、安易にトイレに行くことは、注意されるべきことであろうから、当然、試験であっても、休み時間に済ませておくべきことだと思う。中にはしかし、
「試験で緊張しているんでしょう。」
と、寛容な先生方もいる。
「我慢するのは、体に良くないんです。」
などと、熱弁を振るう方もいる。

もちろん、体調が悪いときは別だ。

そうなると、
「社会では許されないことが多いよ。でも、うちの学校ではOK何だよ。」
という話をしなくてはならなくなる。

学校の非常識が社会の常識である場合や、学校の常識が社会の非常識である場合などもあり、イノベーションの遅れがちな学校では、ややこしい話が多くなった。

だが、
「たとえそれが社会では許されるようなことであっても、学校だからこその約束事やルールがあっていい。」
と、私は思う。

それが、生徒の成長のためになることもあるし、教員の仕事量を減らすことにつながることだってある。

生徒は発達途上の子供。中学生は中学生なりに、高校生は高校生なりに、許される範囲というものもあるだろう。

もちろん、その基準は難しい。
だが、そうした目に見えないけれども、彼らの道を外させないためのバリアが、学校現場では従来より張り巡らされ、学校運営がなされているのだと思う。

一般的には、『生徒自身に善悪を考えさせ、その中で判断させることを求めている』学校の規則は少ない。

こちらの方が理想だと思うが、善悪を大人ですら判断できなくなっている昨今、教員にそこまで求めるのは、難しかろう…。








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