2021年02月17日

褒め殺し

数学科の教科会を利用して、昨日行った私の研究授業の反省会が行われた。
この歳になると、授業に対して何を言われても動じないのだが、それでも何か私が忘れていること、気づいていないことが聞けたら、私自身、学びになるというものだ。

若手の先生たち、ベテランの数学科の先生たちと、十人近くの先生方が、私の授業を見に来てくれたが、皆が口をそろえたように、私の授業を褒め称えた。
私自身が、「そんなに持ち上げなくても…」と思うくらいで、まさに褒め殺し…。

「いや…ものすごくテンポ良く授業されて、生徒たち全員を引っ張っていますね。私もこんな授業をしてみたいです。」

「スモールステップのプリントは秀逸です。これはお手本にすべく、記録しておくべきです。」

「W君が解けていないって、近くでノートも見ていないのに、どうして分かったんですか? 霊能力ですか?」

「授業の雰囲気が最高ですね。まさに一体化しているというか、本当に生徒との信頼関係を気づいているんですね。」

「キーワードが良いですね。みんな解けるようになっちゃうんですね。」

褒めすぎである。

だが、私も楽しく授業をしたことは事実。
ちゃんと一時間に収まるように、普段の授業よりは雑談(教養話)は、控えめにしたことは事実だ。

「丹澤先生の授業は、若手の先生は絶対に見て勉強すべきです。」

昨今、自信を失いつつあった私にとては過分の言葉である。

もはや、授業が最後の砦となりつつある昨今、研究授業ができて良かったのかも知れない。

ふと、「私はこれで教員として生きて生きたんだな…」、と思い至る。

あと何回、教壇に立てるか分からないが、一回一回の授業を大切に、生徒たちとの関わりを楽しんでゆきたいと思う。

若手を育てるということが、私にとっての最後のご奉公なのかも知れないな…。

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