2018年11月27日

生徒からの授業コメント

生徒が先生を評価するシステムは、昨今は多くの学校で導入されている。
私の学校では、年3回実施。独自のシステムで業者に外注することなく、校内でマークシート用紙を印刷して、スキャナで読み取り、教頭が集計している。これで、授業の評価がなされる。
また、自由に先生に対する意見を書ける用紙もあり、名前部分がカットされて公開されている。

今朝から公開が始まったが、
「嫌なことは早く済ませよう。」
と、若手の女性の先生が、自由回答の用紙を一枚一枚読んでいた。
授業する上での参考にはなるが、結構多くの先生が、生徒の意見に傷ついている。

担任として、
「まずは、感謝の言葉を書くんだよ。ただ文句だけ書くと、生鮮たちも傷つくよ。これで、辞めてしまった先生だっているんだから…。」
と、注意はしているので、それほど辛辣な意見は書かれない。
ただ、生徒はよく見ているもので、的確に諸先生の改善すべき点を指摘してくれる。

私個人としては、生徒の評価などどうでもよく思うなってしまった。
確かに参考になる意見はあるが、信念と自信を持って授業をしているし、気づかぬ指摘も少ない。

だが、この結果を教員人生の大問題としてとらえ、悩み苦しんでいる先生もいる。

「これ…、評価が下がったのはどういうこと?」
などという嫌らしい校長の質問にも耐えつつ、日々頑張っている先生は多い。
だから、この結果に一喜一憂することなく、前向きに仕事をして欲しいと思う。

学年主任として、「学年を担当している先生への生徒の意見は、やはり知っておくべきだろう」、と生徒の記入した用紙を読んでみた。

結構、常識的に書いている。

授業が下手な新人の先生に対しても、アドバイス的な書き方をしている。
生徒たちも、あからさまに先生を傷つけまいと思いながら書いていることが分かった。

私の場合は、休み時間に窓を開けて換気をしていないと、どんなに寒くても、授業中に窓を全開にしてしまうので、
「窓は10分以内に閉めて下さい。」
などと書かれることが多い。
勉強は少し寒いくらいの方が、効率よくできるだろうし、よどんだ空気の中で授業すると、眠気をそそる、ということもあり、よほど雨が吹きつけない限りは、必ず窓を開ける。

あとは、
「雑談を減らして、数学を進めてください。」
「進む速度が速いです。」
という意見も、少しある。
一方で、「授業が面白いです」、という意見も多い。

そんな中で、今回はビックリするコメントがあった。
中3のある生徒、名前は切り取られているので分からないが、こんな風に書いてあった。
「先生の老後は、僕たちが全力でサポートします。」
というものだ。

こうしたコメントは、ここ十年来で初めてだ。
「私を思ってくれるということで喜ぶべき」か、「年寄りだと思っていることに悲しむべき」か、よく分からないが、何となくほっこりした。

面白い。








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