2021年01月19日

中学入試を終えて

中学入試が終わった。この後、書類の発送、入学説明会などが新年度までに続くが、三学期の大きな山の一つを乗り越えた感じだ。2月には高校入試も行われる。

いずれにせよ入試は、学校にとって受験生の人生がかかった大きな行事である。

毎年この入学試験をめぐって様々なドラマがある。
私はここ何年も受験生の前に出ることはないが、多くの先生方は直接子供たちと接し、そのドラマを共有し、追体験することになる。

地元の公立中学に行けば、学費はかからないが、私立中学校は学費がただではない。
それでもなお、「入学したい」、「入学させたい」と思うには、学校に魅力があり、公立校にない付加価値を見いだしているからだ。

そして、その付加価値のために、金銭的な負担は膨大になる。

先日、地元のスポーツ店の担当者と話をしてたとき、その方のご子息が来年大学を卒業されるとのことで、「いよいよ学資ローンの返済が始まるんです」、と話をされていた。

誰もローン審査が通るわけではないし、中学からローンを組んでしまうと、その先がさらに苦しくなる。
学校独自の奨学金制度もあるが、いずれにせよお金がかかることは変わらない。

そんな子供たちは私たちはお預かりし
て、教育活動を行っている。

父親の反対、母親の反対、祖父母の反対を乗り越えてなお、受験に臨み、合格して、金銭面の障害をクリアしてなお、入学してくるのである。

我々教師たちは、つねにそうした思いで生徒や保護者と関わらねばならないのである。

教育は、未来に羽ばたく人材のための投資である。

それを成し遂げるのは、親の献身的な愛情と、本人のたゆまぬ努力であろう。

そんな思いを、我々もそして、在校生である生徒たちにも思い出してもらいたい季節である。




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