2020年10月09日

食事会

定期試験になると、昼に学年で食事会をすることにしている。
放課後に部活動もなく、夜にも学習会がある日常では、学年のメンバーすら集まれる時間帯がないのだ。
そこで、せめて試験中の日中くらいは…、と学年の先生で「何かおいしいもの」を食べようという企画である。

それが今回は、私の隠れ家の離れの囲炉裏で行うことになった。
出不精の私にとっては、どこか店に行く面倒からは解放されたが、その分、準備に翻弄された。

年に何回かしか使わない囲炉裏の掃除やら網や鉄板を洗ったり…。
皆が来る前に炭興しを終え、すぐに焼けるように準備をしたり…。
「汁物を作れ」と言われたので、前日から仕込みをしたり、と、なかなか忙しかった。

それでも、小雨の降る肌寒い仲での炭焼きバーベンキューは、なかなか面白かった。
そんなに食べられるわけではないが、大人のバーベキューなので、いろいろな食材が投入される。

焼き上がると、「丹澤先生どうぞ」、ともてなされたので、ちょっと良い気分。。

片付けもささっと終えて、ゴミも持ち帰ってくれた。

「こんなんで、親睦が深められたのかな…。」
皆が帰って、一人、愛犬の散歩をしながら、そんなことをふと思った。

コロナでなくても飲み会や学校全体での食事会も一切ない中で、学年での食事会は、貴重な機会なのだ。

冬になれば、野球部でもここでバーベンキューをする。
高校生でも、「やりたい」と言えば、場所を開放する。

ちゃんと片付けられるならいいのだが、中学生は食べ終わると遊び始めるので困る…。
それでも、彼らの心に思い出が残ってくれるならそれでいい…。

少年期の強烈な経験は、その後の成長するにつれ、貴重な体験としていつまでも記憶に残る。
炭をおこすにしても、今となってはそうそうできる体験ではない。

中学生でも、自分たちで準備させれば、少しは学びになるに違いない…。

「助っ人でも頑張って練習していると、12月のバーベキューに呼んでもらえるよ。」
ある野球部員が、助っ人部員にそんなことを言っていた。

「彼らも密かにバーベキューを期待しているのかな…」、と私はほくそ笑む。

教育活動に役に立っているのなら、私の隠れ家もその役割を果たしているというものだ。

次の学年食事会では、やっぱり海産を食べたいな…。





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