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2020年10月03日

よくぞ言ってくれた!

中3のA君が、複数の高1の生徒と言い争いになった。

廊下が馬鹿騒ぎしている高1を、「勉強中なので、少し静かにしてもらえませんか」、と発言したことが発端だ。

もちろん、その時間は静かにすべき時で、高1の生徒は、当然配慮しなければならないわけだ。
だが、その後も高1の生徒は騒ぎ続けてしまう。

そこで、A君は一線を越える言葉を発してしまったのだ。
「そんなんだから、中学の後輩たちがついて来ようとしないんだ。」

これは図星である。
彼らは、同級生はもちろん、後輩たちからも疎まれている。
だから、いつもつるんで一緒にいることで、自分の場所を確保しようとしているのだ。
高1の彼らは、さらにA君を茶化し続けたが、相手にしなかったA君はこぶしを下げた。

A君は少林寺拳法をやっているので、手を出せば犯罪になる。
そうしたこともあってか、ぐっと我慢したようだ。

若手の職員は、「今後茶化されることもあるかもしれないがどんなに筋が通ってても、手を出したら負けだから、相手にしないように」、とA君をたしなめた。

それを聞いた高1の学年主任は、
「よくぞ言ってくれた!」
と、叫んだ。
「まさに、その通りなんだよ。私らから直接言えないけど、A君が勇気を出して言ってくれたのはエライ。褒めてあげたい。」
と言う。

彼らは、かつて私が私が2年間指導した生徒たちだ。
そして、私が指導を放棄した学年の生徒でもある。

そう想うと、私には罪の意識がこみ上げてくる。
結局、「尻拭いさせているんな」、と想う。

この事件は、それ以上のトラブルはなかったが、彼らを特に中3の男子たちは嫌っている。
おそらくは、「人間として許せない」と思っているのだろう。

かつて、その上の高2でも同じような生徒がいたが、彼は中3の終わりから生まれ変わったように変わった。

私も、高校生になれば落ち着くだろうと、たかをくくってはいたが、大して変わってはいないようだ。

「少しずつ、良くなってくれ…。」
私は心の中で祈るのみである。
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