2020年09月08日

『助っ人』たち

「丹澤先生、野球部って、『助っ人』の方が多いんですよね。」
中2のある生徒が、そんな風に私に話しかけた。

このところ野球部人気なのである。
私が、「できるだけ『助っ人』を連れてきなさい」、と指示していることもあり、他の部活に入っている生徒も、野球部にやって来る。他の部は週3回の活動日、野球部は週6回の活動日なので、彼らが参加できる日があるわけだ。

実際、正規メンバーだけで試合をするのは苦しいので、もうずっとそうした要員を確保しているのだが、最近はそうしたメンバーも10名を超えるようになった。

「下手でも一生懸命やっていれば、時間はかかっても上達していく。教えることも勉強になるし、人数がいた方が、練習のバリエーションも増える。」

当初、キャプテンのT君は気に入らなかったようだが、最近は増えたメンバーも含めてまとめるようになってきた。

確かに、全体としてのレベルは下がる。
だが、その中で、『助っ人』たちが、必死について行こうという意欲があれば、自ずと底上げになり、チームの層も厚くなる。
正規のメンバーも、刺激になるから、「もっと上達せねば」、と思うだろう。

そんなわけで、私も久しぶりに中型バスを運転してグランドに向かった。

練習時間は短かったが、練習に活気もあった。
最近は、『助っ人』のメンバーも、野球日誌を書かせて欲しいと言ってくるくらい意欲的だ。
おまけに、彼らは自主練習にも参加している。

野球部での練習が学び多く、また、その根底にあるものが、強い心であることを感じ、自らさらに向上したいという思いが芽生えたようである。

大会の目処がたっていないのが淋しい限りだが、この先、大きく飛躍しそうなムードだ。

皆で活動すると楽しい。
『助っ人』たちも、それぞれに部に戻り、さらに頑張ろうという発信もできる。そして、その言葉は説得力を持つ。

これを機会に、学校全体の運動部に対する思いも変わって行くといい…。

「べーランが遅かったから、自分でも走る練習しようと思います。」
彼らの日誌にはそんなことも綴られていた。

今、野球部は元気がある…。
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