2020年08月26日
体幹トレーニング
月に一度、野球部、中高合同で体幹トレーニングを行っている。
近隣の外部講師を招き、一時間強、徹底的な筋力トレーニングをするのだ。
このところ高校野球部の部員が少ないこと、そして中学野球部の元気があること、活動は中高一貫でありたいことが幸いして、春から一緒にトレーニングをしている。
中高合同で行う効果はいくつかあるが、その最たるものは、中学生も高校生も「泣きを入れられない」ことだろう。
高校生は中学生の前で弱音を吐くことができないし、一方で中学生も高校生の前でわがままをいうことができない。
講師のトレーナーも、次から次へと、易しい語り口でトレーニングを課して行く。
「無理しなくていいですよ。痛かったらやめていいですよ…。」
と、言いつつ、上手に励まし、トレーニングをなさしめてしまう。
実際、高校生の叫び声が響き、中学生も、必死で耐える…。
蒸し風呂医のような柔道場でのトレーニングが終わることには、畳は汗でびしょびしょになる。
教えて下さっているトレーナーも汗だくだ。
「水分をとってください。汗かいているから、思っている以上に飲んで下さい。」
と言うトレーナーの声が、唯一の休憩時間だ。
当然、各所が筋肉痛になる。
ただ、彼らには、このキツいトレーニングを成し遂げたという自負が芽生える。
どうも、「俺たち、きついトレーニングしているんだぜ」、と人に言いたくなるほどの誇りになるらしい…。
新たに中学野球部のキャプテンになったT君、高校生に負けじと頑張っている。
終わった後、「T君、高校生より頑張ってますね…」、と高校野球のコーチが言う。
T君は、対抗意識むき出しで、滝のような汗をかいていた。
キャプテンが誰よりも頑張る姿はいい…。
弱音を吐くのは簡単な事。
途中で諦めることも簡単な事。
それをせずに歯を食いしばり、必死で立ち向かった者だけに、今までとは違った世界が見えてくるはずだ。
いつもよりも早く練習を終えた、トレーニング後、T君が言う。
「みんなで素振りするぞ!」
近隣の外部講師を招き、一時間強、徹底的な筋力トレーニングをするのだ。
このところ高校野球部の部員が少ないこと、そして中学野球部の元気があること、活動は中高一貫でありたいことが幸いして、春から一緒にトレーニングをしている。
中高合同で行う効果はいくつかあるが、その最たるものは、中学生も高校生も「泣きを入れられない」ことだろう。
高校生は中学生の前で弱音を吐くことができないし、一方で中学生も高校生の前でわがままをいうことができない。
講師のトレーナーも、次から次へと、易しい語り口でトレーニングを課して行く。
「無理しなくていいですよ。痛かったらやめていいですよ…。」
と、言いつつ、上手に励まし、トレーニングをなさしめてしまう。
実際、高校生の叫び声が響き、中学生も、必死で耐える…。
蒸し風呂医のような柔道場でのトレーニングが終わることには、畳は汗でびしょびしょになる。
教えて下さっているトレーナーも汗だくだ。
「水分をとってください。汗かいているから、思っている以上に飲んで下さい。」
と言うトレーナーの声が、唯一の休憩時間だ。
当然、各所が筋肉痛になる。
ただ、彼らには、このキツいトレーニングを成し遂げたという自負が芽生える。
どうも、「俺たち、きついトレーニングしているんだぜ」、と人に言いたくなるほどの誇りになるらしい…。
新たに中学野球部のキャプテンになったT君、高校生に負けじと頑張っている。
終わった後、「T君、高校生より頑張ってますね…」、と高校野球のコーチが言う。
T君は、対抗意識むき出しで、滝のような汗をかいていた。
キャプテンが誰よりも頑張る姿はいい…。
弱音を吐くのは簡単な事。
途中で諦めることも簡単な事。
それをせずに歯を食いしばり、必死で立ち向かった者だけに、今までとは違った世界が見えてくるはずだ。
いつもよりも早く練習を終えた、トレーニング後、T君が言う。
「みんなで素振りするぞ!」
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