2020年06月25日

しずかちゃんにはなりたくない…

今、音楽の授業で、バイオリンを弾いている。
レンタルのバイオリンを使って、中3から高2まで実習しているのだ。

学校の音楽の授業でバイオリンを弾けるとはとても驚いた。

音楽室の前を通ったら、授業準備をしている音楽の先生が。二人に一台のバイオリンを机の上に準備していた。

その姿は壮観である。

私は少々ピアノをたしなむが、バイオリンはこれまでの人生で触ったことがなく、また、「この機会に弾けるのではないか…」、という思いが、ふつふつと沸き上がったのである。

早速、音楽の先生に声をかけ、生まれて初めてバイオリンを弾かせてもらった。

四苦八苦しながらも、ようやく美しく響く調べになり、簡単な短音の曲くらいは奏でられるようになった。

私は音楽をやっているせいか、ずれた音には敏感だ。
だから、言を抑える場所がほんの少し外れた時の音が、許せない。
そう思いながら練習していると、まさに発狂しそうになるのだ。

「子供たちも、音がずれたり、不快な音が鳴ることを嫌がって、必死で練習しているんですよ。」
と、音楽の先生が熱く語る。

なるほど、安っぽいプラスチック製の吹けば音の出るリコーダーとの違いを感じているらしい。

「みんな、『しずかちゃんにはなりたくない』って、一生懸命ですよ。」

なるほど、ドラえもんに出てくるしずかちゃんのバイオリンは、子供たちにも印象深いらしい…。

そんな授業風景を動画に撮って、配信したら、学校としての宣伝にもなるかも知れない。

そんな折、学校説明会が行われ、入学希望者が音楽の授業を見学した。

保護者は奇しくもバイオリンの先生。

きっと驚きとともに、嬉しい気持ちで音楽の授業を見たに違いない。

私も、何度か練習して、少しは良い響きの音楽を奏でてみたいものだ。

そんな折、ピアノを弾いたら、音に注視している自分がいた。

タッチの差で、音の強弱が変わるピアノの音を、今までよりさらに真剣に聞いている自分を発見したのである。

だから、音楽は面白い。
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