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2018年11月19日

24時間体制?

「校長は、今朝連絡があって、7度の発熱だそうです。先週、今週と募集関係の出張が続いているので、今日はお休みとのことです。急ぎがあれば、ご自宅におりますので、お電話下さい。」
そう、教頭が言う。

「ずいぶん詳しく言うものだなぁ…。校長はずっと出張続きか…。」
などと、人ごとのように思いながらも、
「ほとんど休みないのだろうな…。」
だからこそ、立場もあり報酬も多いのだ。もちろん責任も取らされる。まさに、「ご苦労様」だ。

体調が少し悪くなると、気持ちが弱くになる。
その上、この先の休みが見えないと、ますます不安になる。
微熱ともなれば、『休みたい』という気持ちも大きくなるものだ。

私も、最近はしょっちゅう時間休を使っている。
終日休みの日は、二ヶ月に一度くらいしかないので、適当に体を休めながら、ルーチンをこなしているという感じだ。

十年近く前、何ヶ月も微熱が続いたことがあったが、さすがにその時は辛かった。
病院で検査はしたが、結局医者にはその原因が分からなかった。
それでも、休むことなく出勤していた。

私の場合、子供たちと遊んでいたり、授業をするなど、生徒と関わっていると、具合の悪いことなど忘れてしまう。おそらく、生徒たちは、私の調子の悪さなど気づかないだろう。
「それがプロだ」、という考えもあるが、それよりむしろ、生徒たちとの関わりこそが、私のカンフル剤になっているのだろう。

だから、若い頃は
「先生、大丈夫ですか? 具合悪そうですね。」
などと言われることを恥と考えるほどの傲慢さがあった。

今は、
「最高のパフォーマンスを維持できてこそ、最高の教育ができるはずだ。」
という考えの下、健康管理には気を遣っている。

夕方、校長が出勤した。何かの呼び出しがあったのかも知れない。

「私だって、インフルエンザの時ですら、何度も電話がかかってきて、遠隔で仕事をしたこともあったなぁ…。」
と、昔を懐かしむ。

ひょっとすると、うちの学校は24時間体制なのかも知れないな。
ほとんど気が抜けない中で、毎日を生活をしている感があるのは、そのせいかもしれない。

私は、朝型なので、早々に退散するのだが、多くの教員が日付が変わるころまで何やらやっている。

本当に仕事をしているのかどうか、やや怪しい面もあるが、先生たちは夜が遅いことは事実だ。
日直の校舎施錠だって22時から始まる。

巷の言い方をすれば、超ブラックということになるのだろう。

それでも皆さん、機嫌良く教員の仕事をしている…。








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