アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2020年01月19日

受験当日の欠席

受験生が、受験当日に入学試験を欠席しても、欠席連絡をわざわざ学校に連絡することはない。
実際私が関わった学校は、どの学校もそのようであったし、それが普通のことと思っていた。

だが、今、私が勤めている学校は違う。
受験生が欠席すると、一人ひとり自宅に連絡するのである。
「このサービスはすごい」、と思う一方、「何らかの事情で受験会場に行けなかった生徒の親御さんにとっては、つらい電話かも知れないな」、とも思う。

私立学校の中学入試受験では、「親は受けさせたいのだけれれども、子供は受けたくない」、ということが起こる。地元の友達と別れ、中学から一人、別の学校に進学することは、勇気のあることだ。
反抗期になった子供は、すねるか、暴れるか…。

受験は人生の一大行事。
そこにはたくさんのドラマがある。

もちろん、家を出ているにもかかわらず、受験会場に到着していないということもあり得る。
交通機関の乱れや、なにか事故あるときだ。
その意味では、連絡した方が良いようにも思えるが、この場合は自宅に電話してもつながるまい。

昨今は、家の固定電話をやめて、携帯電話にする家庭も増えたように思う。
以前は、固定定電話が定住の証明のような意味外があったが、昨今はあまり気にならないらしい。

それでも、私などの年齢の者は、少し心配になる。
だが、電話が多機能化し、ひとたび停電したときは使えなくなることを考えれば、携帯電話の安心なのかも知れない。
もちろん、災害時には携帯電話もつながりにくくなる。

欠席した受験生に電話連絡をしたところ、やはり子供が受験を渋っている、ということだった。

「受験料をいただいているので、念のため、確認して下さい。」
教頭が、そう指示をする、

クレーム対策の一つでもあろう。

だが、かかってきた家庭としては、家の恥をさらすようで、たまらないかも知れない。
よかれ、と思っていることが、相手の領域にずかずかと入り込んで、かえって迷惑になったり、不快な思いをさせてしまうことがある。

千人単位で受験する大規模人気校なら、こんな面倒なことはしないだろう。
受験料は大切な財源のひとつ。
当日たとえ欠席したとしても、すでに支払われた受験料は学校の財源になる。

私は、思うようにいかなかった家庭をもフォローする覚悟があるのならば、連絡して、抜苦与楽してあげたらよい、と思っている。








【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9579313
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2023年09月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
丹澤三郎さんの画像
丹澤三郎
プロフィール
リンク集
おすすめ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。