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2018年11月16日

遺伝子は引き継がれる

先日、A君が英語の時間をサボって校内をぶらぶらしていたが、今日は音楽の時間にA君に加え、K君もサボっていた。
「正直、やる気が起きないんですよね…。」
先生たちが探し回ったが、見つからず、授業終わる寸前に教室横のトイレに戻ってきた。
「お腹、痛かったんです。」
どちらも理由にならない。

そう言えば、去年の中2も男女問わず、何人もの生徒が授業に出ないで、いろいろな所でぶらぶらしていた。先生に見つかって教室に戻される場合もあったが、たいていは、隠れていて、見つからないことが多かった。

「今年は、そうした『さぼり』はないな…。」
と思っていた矢先に、やっぱり起こった。
こうした遺伝子は、確実に引き継がれるのだ。

また今日は、技術でじゃがいものチェックに外に出たが、一人の生徒S君がそのまま消えた。
聞けば、友達に松ぼっくりをポケットに入れられ、トラブルになったらしい。

人一倍怖がりなS君は、虫を入れられたと思い大騒ぎ。
「謝れ」、「本気で謝れ」などと言い争いになり、結局S君は、そのままどこかに去り、外で傷心を癒やす。

次の時間の家庭科の先生が、S君がいないことを報告してくれて、ようやくその事実に気がつく。
授業中に、
「S君、どうしたの?」
と、尋ねた所、
「いろいろありまして…。」
と、ごまかされたと言う。

休み時間に生徒に尋ねても、ニヤニヤして
「いなくなりました。」
と、言うばかり…。
技術の先生が、探しに行ったら、外にいたという具合だ。

時代が変わり、私自身も生徒たちを理解できなくなってきたのだろうか。

放課後、隣の担任が叫ぶ。
「数学の補講に人が来ていなくて、先生が怒っているんです。」
という。
強制的に補講に参加しなければいけないメンバーがこぞって逃げたのだ。

こんな追いかけっこはしたくない。

何かが間違っている。

生徒たちは、
「もっと本気でぶつかってきて欲しい。」
と、思っているのかも知れない。

最近、教員の生徒との関わりがどんどん薄くなっているような気がする…。








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