2019年12月21日

気がつけば終業式

令和元年第二学期の終業式を迎えた。
今年の初めは平成31年だったわけで、何となくまだ違和感を覚える。

期末考査が終わって、採点やら成績処理でバタバタしているうちに、今日を迎えた。
今年度は担任がないので、所見を書く必要がない。
所見にそれほど時間を掛けていたわけではないが、やはり「追いかけられている感」がない分、ずいぶん気持ちが楽だった。

ここ8年間ずっと、終業式の学活で、何やら偉そうに生徒たちには話をしてきたが、この学期末にもそれはない。のんびり職員室で残務整理をしているような感じで、ある意味、手持ち無沙汰ではあったが、「担任がうらやましい」、という気持ちは湧いてこない。
まだ、エネルギーが溜まっていないのだろう。

私の心の中では、「このままもう二度と担任をすることなく、教員人生を終えてしまうのかな…」、という思いもある。
完璧主義だったということもある。
生徒と年齢が離れすぎてきた、ということもある。

それでも、生徒たちと遊ぶのは好きだ。
大人といるよりも、子供と一緒の方が気持ちが落ち着くのだ。

「こんな風じゃ、独り身の私は、学校を辞めたら淋しくて仕方なくなるのかな…。」
などと思う。

5月から犬を育てているが、やはり犬は子供とは違う。

部活動も今日が最後の全体練習になった。
春、夏の休み中にはめい一杯活動するので、冬休み中、野球部は一切活動しないことにしている。
その余波が、三学期前半引きずってしまうのだが、工夫次第でなんとなる。
幸い今年の選手たちは、結構粒そろいだ。

「毎日のノルマをこなしていない人は、ノルマをこなしてから練習に参加しなさい。」
ひたすら背筋をする者、懸垂にチャレンジし続ける者もいた。
「なすべきことをなさなかったらどうなるか」を、身をもって体験させた訳だ。

少し早いが、これから生徒たちも年末年始の休みに入る。
このところ、近隣の学校でもこの頃授業が終わり、年末年始には学校完全閉鎖になり、一切の活動ができなくなった、と聞く。

以前のように、正月早々、部活動単位で初詣に行くことも公にはできないということだ。

だんだんやりにくい世の中になりつつある。
生徒と関わって、一生懸命になって部活を指導している先生が、冷ややかな目で見られる世の中だ。

教育の目指すものは、一体何を求めているのだろうか。

「年末年始は、少しのんびりでいるかな…。」
と、胸をなで下ろしている自分がそこにいる。







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