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2019年10月18日

褒めて生徒を育てる

教育大会で、けっこうな先生たちが出張になった関係で、久しぶりに高校生のクラスに行った。
だからと言って、私が授業をするわけではない。
課題が準備された自習監督である。

あるクラスで、若手のH先生が、自習監督依頼に、私にメッセージを書いてきたのだが、そのメッセージが良かった。

『…いい子たちばかりです。きっと、だれも途中で寝てしまうことなく、最後まで課題を解いてくれると思います…

そのクラスのほとんどは、中学時代の私の教え子でもある。
久しぶりの教室入りに、私は声援を受けた。
だが、そのあと、私はこのメッセージを、彼らに読み聞かせてみた。

すると、また声援が起こった。
彼らはまんざらでもなさそう。

人は、ほめられると嬉しい。その嬉しさが心を安定させ、あやまった行動が少なくなるのだ。

私は二度、そのメッセージを読み聞かせた。

結果、少しうとうとしている生徒がいたものの、誰一人と寝てしまって、課題に取り組まない生徒はいなかった。

「『ほめる』というパワーはすごいな」、と思う。

ついつい欠点を見つけて叱りがちな教員の性。
私などは、すぐに間違いを指摘してしまう「うるさ型」の教員の一人だ。

その意味でH先生はすごい。
卒業生で戻ってきて、私の学校の教員を務めている人が何人かいるが、彼もその一人。
皆、ひと味違っている。

褒めることで人は良くなる。
陰ひなたなく、人を褒めよ。

以前読んだ本に、そんな下りがあったことを思い出した。

私も、もう少し褒めようと、すこし反省した。

十くらい褒めて、一くらい過ちを指摘するくらいが、彼らの成長のためには、『いい』のかも知れないが、褒めることが苦手な私には。なかなか高いハードルだ。
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