2018年11月12日
貧乏人を増やす教育?
「お金持ちになりたいか?」
と、生徒に尋ねれば、ほぼ全員が、
「なりたいです。」
と、答える。しかし、彼らの心の傾向性は、さまざまだろう。
私は長い間、「お金持ちは悪」のようなイメージがあった。
自分の家があまり裕福ではなかったことに加え、始終母親から、
「お金持ちは悪いことをしている。」
と、聞かされ続けたことが、遠因であると思われる。
しかし、『お金のある人の所にはお金が集まってくる』ことは真実。
そして、お金持ちは、お金を憎んでいない。また、たくさんのお金を持つことに罪悪感を感じていない。
実はこれが重要らしい。私の母もそうだが、お金が入ってこない人のマインドとして、どうやら、「お金に対して何かしらの罪悪感を持っている」ようなのだ。
もしかしたら、教員の中にはこうした考えの中で成長し、今も、その考えである人が多いのではないだろうか。
「あいつの家はお金持ちだから…。」
若い頃、先輩の先生のこうした言葉を聞いたことがある。この言葉の裏には、
「お金のない人の気持ちは、金持ちには分かないだろうな…。」
と、いう思いと、
「彼らお金持ちと俺たちとは、住む世界が違うんだ。」
と言う、思いが交錯している。
こうした考えで教育現場に立っていれば、知らず知らずのうちに、「教え子たちを貧乏に導いている」ことにならないだろうか。
卒業生で、成功している人の中学、高校時代を思い起こしてみると、決して優等生ではない。どちらかと言えば、個性的というか、手がかかり、悩まされた生徒であることが多い。
つまり、画一的に教育されている学校現場の中で、飛び出ていた生徒。金平糖で言えば、とがった部分。全体指導の中では、変わった行動をしてしまって目立った生徒なのだろう。
この点においても、私たちの現場では、「お金持ちを育てる」教育にはなっていないのだろう。
みんな同じであるならば、給料も差も生まれないからだ。
お金は価値中立なもので、人生に夢を与えることもできれば、堕落に導くこともある。
しかし、
「お金に不安を感じるのではなく、夢を見る。」
というマインドで、罪悪感を持たせない方がいい。
給与所得だけが収入ではない。
他の人が思いつかないアイデアが利益を生んでいく。
工夫次第で収入は増やしていけるのだ。
そうした考えを教えるべきなのかも知れない。
今の教員の世界では、「収入をアップさせる発想はほぼない」と言える。
私たちは、一体、何を目指して教育しているのだろうか。
と、生徒に尋ねれば、ほぼ全員が、
「なりたいです。」
と、答える。しかし、彼らの心の傾向性は、さまざまだろう。
私は長い間、「お金持ちは悪」のようなイメージがあった。
自分の家があまり裕福ではなかったことに加え、始終母親から、
「お金持ちは悪いことをしている。」
と、聞かされ続けたことが、遠因であると思われる。
しかし、『お金のある人の所にはお金が集まってくる』ことは真実。
そして、お金持ちは、お金を憎んでいない。また、たくさんのお金を持つことに罪悪感を感じていない。
実はこれが重要らしい。私の母もそうだが、お金が入ってこない人のマインドとして、どうやら、「お金に対して何かしらの罪悪感を持っている」ようなのだ。
もしかしたら、教員の中にはこうした考えの中で成長し、今も、その考えである人が多いのではないだろうか。
「あいつの家はお金持ちだから…。」
若い頃、先輩の先生のこうした言葉を聞いたことがある。この言葉の裏には、
「お金のない人の気持ちは、金持ちには分かないだろうな…。」
と、いう思いと、
「彼らお金持ちと俺たちとは、住む世界が違うんだ。」
と言う、思いが交錯している。
こうした考えで教育現場に立っていれば、知らず知らずのうちに、「教え子たちを貧乏に導いている」ことにならないだろうか。
卒業生で、成功している人の中学、高校時代を思い起こしてみると、決して優等生ではない。どちらかと言えば、個性的というか、手がかかり、悩まされた生徒であることが多い。
つまり、画一的に教育されている学校現場の中で、飛び出ていた生徒。金平糖で言えば、とがった部分。全体指導の中では、変わった行動をしてしまって目立った生徒なのだろう。
この点においても、私たちの現場では、「お金持ちを育てる」教育にはなっていないのだろう。
みんな同じであるならば、給料も差も生まれないからだ。
お金は価値中立なもので、人生に夢を与えることもできれば、堕落に導くこともある。
しかし、
「お金に不安を感じるのではなく、夢を見る。」
というマインドで、罪悪感を持たせない方がいい。
給与所得だけが収入ではない。
他の人が思いつかないアイデアが利益を生んでいく。
工夫次第で収入は増やしていけるのだ。
そうした考えを教えるべきなのかも知れない。
今の教員の世界では、「収入をアップさせる発想はほぼない」と言える。
私たちは、一体、何を目指して教育しているのだろうか。
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