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2018年10月21日

校長の一言、「いつも私たちに尻拭いさせる」

いじめ案件のトラブルがあったのちの三者面談。
「相手が一方的に悪い」と思っていた父親は、私の、「お互いに傷つき、悪い部分があった」という一言に、激怒した。その場では、直接は私に言わなかったが、一ヶ月後に、母親からその思いを縷々綴った手紙が上層部に届き、私は呼び出され、問い詰められた。
「どうして謝らなかったのですか?」
と…。

三者面談時に、私は不覚にも
「ずいぶん機嫌の悪い父親だなぁ。」
と思っていたが、激情に駆られていたとは気づかなかった。

手紙は8割くらいは、妄想で、事実に反していたが、これ以上トラブルを避けたい校長らは、一方的に私が悪いことにして、保護者に謝罪する。

一部でも悪ければ、謝らなければいけない世界なので、それは仕方のないことと、私は、打ちひしがれながらも受け入れた。

「丹澤先生には、きっちり反省してもらいましたし、研修にも参加してもらいます。」
などと言って、保護者を納得させたらしい。
この件があって、今年度は彼女を私のクラスから外したし、その後その保護者とも会っていない。

学校現場では、こうした若干、理不尽だと思うことも、時折起こる。
「保護者の満足度を上げることが、学校の評判を上げることになるのです。それが募集につながり…。」私学では、まさにそのとおり。保護者から言う、不適格な教員がいれば、学校の評判は下がる、という訳だ。

このとき、校長は私に、
「丹澤先生は、いつも私たちに尻拭いさせる。」
と、言った。

さすがにこの言葉には傷ついた。

管理職だから、立場上そういう思いがあってもいいが、面と向かって言われると、何だか、人間否定され、「教員不適格宣言。お荷物教員宣言」されたように思った。

その後、何ヶ月も落ち込んだことを思い出す。
もうすぐ三者面談期間になるから、あれからもうすぐ一年になる。

もしかしたら、校長も私も似たところがあるのかも知れない。
校長と私、私と生徒の関係で、私も同じように、生徒たちを傷つけているのだろう、とも思う。

この歳ながらも、もっと褒め上手にならないと、「ただのうるさい老人教員」と思われる以上に、「信頼できない教員リスト」に入ってしまうのだろうな。

残念ながら、私の本心、『生徒のへの愛』は、保護者へは伝わらないらしい。
もちろん、校長にも…。
















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