2019年06月26日
βクラスの授業
中1の数学の授業での話。
αクラスだったら、何でもない教科書の例題も、βクラスでは苦戦する。
今日は、幾何で、円周率をπで表し、円がらみの面積や、その周の長さを求めようというもの。
「面積は?
「πr2乗」
「円周は?」
「2πr」
と、ここまではOK。
ここで半径をaに変える。
これも大丈夫。
だが、半径がa/2になると、途端に躓く。
私の学校では代数と幾何を同時並行で授業しているのだが、代数で習った文字式の計算が、まだまだ怪しいのである。
だから、a/2の2乗にπを掛けて、半径aの円の半分の面積と合わせるとなると、いきなり文字式の通分になり、これまたハードルが上がる。
「通分すれば計算できますね。」
などと、手抜きの説明をしていたαクラスの時の授業とは全く違う展開が求められる。
中2でもルート2マイナス三分のルート2の計算が厳しい生徒がいた。
計算方法は、a−a/3と同じなのだが、1−1/3と同じようには計算できないのだ。
さすがに中2はαクラスなので、そういう生徒は一人だけだが、中1ではそうした生徒を作らないように、工夫せねば…。
久しぶりのβクラスに、思わぬ落とし穴にはまってしまった。
授業後、ある生徒が、
「先生、どうやったら幾何が分かるようになりますか?」
と声を掛けてきた。
今日の授業にはついてこれなかったのである。
私の敗北である。
また明日、仕切り直しだ。
αクラスだったら、何でもない教科書の例題も、βクラスでは苦戦する。
今日は、幾何で、円周率をπで表し、円がらみの面積や、その周の長さを求めようというもの。
「面積は?
「πr2乗」
「円周は?」
「2πr」
と、ここまではOK。
ここで半径をaに変える。
これも大丈夫。
だが、半径がa/2になると、途端に躓く。
私の学校では代数と幾何を同時並行で授業しているのだが、代数で習った文字式の計算が、まだまだ怪しいのである。
だから、a/2の2乗にπを掛けて、半径aの円の半分の面積と合わせるとなると、いきなり文字式の通分になり、これまたハードルが上がる。
「通分すれば計算できますね。」
などと、手抜きの説明をしていたαクラスの時の授業とは全く違う展開が求められる。
中2でもルート2マイナス三分のルート2の計算が厳しい生徒がいた。
計算方法は、a−a/3と同じなのだが、1−1/3と同じようには計算できないのだ。
さすがに中2はαクラスなので、そういう生徒は一人だけだが、中1ではそうした生徒を作らないように、工夫せねば…。
久しぶりのβクラスに、思わぬ落とし穴にはまってしまった。
授業後、ある生徒が、
「先生、どうやったら幾何が分かるようになりますか?」
と声を掛けてきた。
今日の授業にはついてこれなかったのである。
私の敗北である。
また明日、仕切り直しだ。
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