2018年10月04日

教員の喫煙率

近隣の学校の先生方の中には、たばこを吸われる方が多い。

「学校の先生で、たばこを吸う人って、こんなにいるんだ。」
10年程前、東京から移り住んできた私は、教員の喫煙率の高さに驚いた。

かつて、学校の職員室は煙で視界が悪くなっていた。それが職員室から体育教員室に移り、いつしか校内でも分煙になった。学校内には、喫煙部屋が用意された。その後、公共施設内は禁煙になったので、今では学校の敷地内でたばこを吸うことはできない。

おそらく、愛煙家の先生たちは、休憩時間に学校の敷地の外に出て、一服されるているのだろう。

もちろん、教員のみならず、この地方全体としての喫煙率は、やや高めのように感じる。

実際平成28年の全国の喫煙率は男性22.5%だが、私の県は36.9%であり、こと30代男性については57.1%にも及ぶ。東京都は男性で約30%だから、やはり喫煙率は高いと言ってよい。

中学生は、心身共に大人に近づき、どちらかと言えば、背伸びをしたい時期。
「たばこ」だって興味本位に吸ってみたくなるだろう。
そんなとき、たばこを吸っていない人は、生徒のたばこ臭さがすぐに分かるが、喫煙している先生は、その臭いを感じることができるのだろうか。

全国的には、まだまだ地方は喫煙率が高いので、それに伴って教員の喫煙率も上がる。
「地方の方が、ストレスが大きいのでは?」
そう、若手の先生が言う。

私の最初の勤務校では、中高生に対して、学校で荷物検査をしていた。
今の時代、人権問題やらで、よほどのことがない限り荷物検査はできない。
それを逆手にとって、鞄やポケットにたばこを潜ませ、そのスリル感を楽しんでいる生徒もいるかも知れない。

親が喫煙していれば、子供の喫煙率も高まると言う。
その論理で言えば、先生の喫煙率が高いと、その生徒の喫煙率も高くなるということか。

この地に移り住み、機嫌よく生活しているが、この喫煙率だけはいただけない。

奇跡的というか、私の学校では、喫煙している教職員は一人もいない。

「先生、たばこ吸うとどんな感じなんですか?」
という質問に、答えられる教員は非常に少ないということだ。
まさか、
「試してみたらわかるよ…。」
とは、言えまい。

たばこ税を国が大切な財源とみている限り、この問題の解決はないだろうと思う。
posted by 丹澤三郎 at 19:16 | Comment(0) | 教育問題
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