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2018年09月14日

手を挙げずに発言することは「ヤジ」か

過日紹介した書籍の姉妹本絶対に学級崩壊させない! 先手必勝「決めゼリフ」 機先を制するクラスづくり

『「当てられないのに勝手にしゃべるのはどんなに素晴らしい発言であっても「ヤジ」と同じです。』

とあった。

私としては、ちょっと過激に感じたので、小学校経験の先生に尋ねてみたところ、
「そのとおりですよ。」
と、あっけらかん。
「もちろん、最初に約束事を決めての話ですよね。」
と、たたみかけると、
「そりゃそうですよ。」
と即答された。

授業を担当し始める、4月当初、授業時の約束事を徹底させる。その際に、『発言の時は、手を挙げなさい。さらに、手を挙げた人で、当てられた人に、発言の権利があります。』などと、徹底されていれば、こうした主張はその通りだろう。大勢の勝手に発言されたのでは、なかなか授業を進められない。授業は一対多の一斉形式だから、それなりの約束事がいる。

学校全体の方針、学年としての方針、クラス、担当授業としての方針など、いろいろ決めておけば、より高いレベルの授業がしやすいはずだ。

一方で、何も約束事がないのも困りものだ。年度途中で、授業が崩壊する先生の授業は、たいていは、この約束事がない。

私は、小中学校の授業ならば、皆が挙手をするムードの授業が理想的ではないかな、と思っている。挙手して発言することで、生徒たちも授業に参加している感が得られるだろうし、とにかく、授業に参加できていなければ、挙手はできない。

私の担当している中3のクラスで、挙手なし、発言なしの極めて奇妙な授業がある。
私が生徒たちに何を促しても、誰もしゃべらない。相変わらずシーンとしている。私が個別に生徒を指名しなければ、一切の発言は得られない、まことに授業に手を焼く不思議なクラスなのである。
私が一生懸命楽しい話をして、やっと彼らの笑顔が出る。
「それって、冷笑でしょ…」
などと、突っ込んでやっとのことで、笑いが出る。
いつも、そうなってからの授業スタートだ。

一方で、何度注意しても、大声で先生に声をかけてくる生徒のいるクラスもある。
「先生、わかりません。」
「先生、答えが合いません。」
と、皆が問題を解いているときはもちろん、私が説明している最中であっても、関係なく発言する。
「では、教科書の○○ページを解いて下さい」
と言った次の瞬間に、
「先生、どこやるんですか。」
という具合である。

私の場合、こんな授業が、毎日交互にやってくる…。
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