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2019年10月06日

考査前の休日

考査前の休日

考査前で部活動がなくなり久しぶりの休日を得た。
一日のんびり過ごせた休日は、夏休み以来かも知れない。

そうは言っても、数時間は試験問題を作っていたわけだが、それでも、時間に追われるプレッシャーはないので、どことなく安心して過ごせたように思う。

今朝はいつもより1時間半ほど遅く隠れ家に行き、愛犬の散歩。その後、朝食をとり、概ね午前中は試験問題の作成。

午前中は小雨が止まなかったで、畑仕事ができなかったのだが、ちょっとした雨が止んだ時間帯に、渋柿を収穫した。

気温的にはまだ高いので、もう少し粘った方がいいのだろうが、こうした作業は、助っ人がいる時の報がいい。

脇助っ人は、柿の木横の塀に上り、高枝切り鋏で、チョキチョキ切って、柿を落としてくれた。
本当は、自作した特製の柿採り竹を使ってみたのだが、あまりに効率が悪く、結局枝を切って落としてしまった。

幸い地面は草が生え、時々枝にも引っかかる。
合計五十個ほど採ったが、さてどうしよう。

干し柿にする(皮をむく)には、まだ気温が高すぎるのだ。

昼食後は少し休んで、午後は畑の手入れ。発芽した冬野菜の苗を植えた。
そして、『サルナシ』の収穫。

この歳になって初めて『サルナシ』の存在を知ったが、完熟した実は、非常に美味だった。
熟したキウイの味である。ベビーキウイとも言うらしい。

しかしその後が大変だった。茎と花柄を一つ一つ取り除き、果実酒にする。
「しまった。焼酎が足りない…。」
何とか、実が浸かるくらいにはなったが、明日追加しよう。

そんな感じの日曜日。
朝食時、助っ人の高校生が、
「優雅な朝食ですね…。」
とつぶやいた。
コンビニで買ったパンを食べたが、コーヒーだけはミルでひいた。

このおかげで、試験問題の作成が、はかどったのかも知れないな…。

いい日曜日だった。

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2019年10月05日

市内駅伝

地元の駅伝大会が行われた。
聞けば一般の部は66回目、中学生の部でも29回目だそうで、なかなか伝統ある駅伝である。

今回、野球部員を全員、特設駅伝チームに編入させたこともあり、私も行かねばならなくなった。
もちろん、彼等の走りぷりを見たいし、その雄姿を写真で収めたいという気持ちもある。

2チーム12名中、野球部で5名が選手になっているのは、なかなか誇らしい。
もっとも、お隣の学校は、野球部だけで別にチームを作って、ユニフォームで走っているのだから、まだまだ道のりは長い。

少し気温が高いが、秋晴れの中、ピストル音で発走。

中学で一番早い選手は、中1の野球部員。
だが、まったく太刀打ちできない。

それでいい、このさき地区駅伝、地区のマラソン大会と年内は、走り系のイベントが控えているが、負けて学ぶことも多い。

なにせ地区駅伝は全国レベルなので、にわか駅伝部では、互角に戦えるはずがないのだ。

駅伝の練習を通して、足腰が鍛えられ、体力がアップすれば、それが春以降の野球の試合にも効いてくるはずだ。

もっとも、地区の学校、どこであってもその主力メンバーは野球であったりするわけで、その意味では、平均に一歩近づいたと言える。

選手が走り出すと私はカメラマン。
逆光にならず、できるだけ長い時間撮影でき、なお遠くから選手がやってくるポジションを探してスタンバイ。

私がこの駅伝に出向いたのは今回が初めて、小一時間ほどかけて、いい撮影ポイントを見つけた。

中学生の前に小学生のレースがあり、その時に試験撮影も完了。

発走から十数分後、第一区間での先頭選手が来た。
速い速い…。
中学生の部は一般と同時に行われたので、トップは一般だった。昨年の区間賞の選手だという。
その後、中学生がやってきたが、私の学校の選手が来たのは、ずっとずっとあとになってから…。

初レースの彼等は何を感じただろう。

今年はほとんど中3が参加していないので、ほとんどが中2と中1。
また高校のバスケとサッカーも参加し、バスケが入賞している。

生徒を乗せたマイクロバスを運転し、レースを撮影し、帰校後は4時間目の授業。

今朝は、いろいろあって3時起きだったので、その後すぐにお休みさせて頂いた。

いい一日だった。




2019年10月04日

公開授業

またしても公開授業が回ってきた。

私の学校では、前学期に行った生徒による授業評価が行われ、評価が高かった先生の授業が公開されることになっている。私の場合、中3の授業を行うことになった。

以前は、授業にも自信をもっていたが、最近はそうした自信はない。
ただ、普通に授業をしているだけ。
その意味では公開する意味はあるのかも知れないが、ちょうど試験直前ということもあり、本当にいつも通りの『普通授業』を見てもらった。

できれば、そうした面倒なことからは避けたいが、私の授業で、若手の先生方が少しでも参考になればいいという気持ちはある。

一方で、「こんな授業を公開していいのだろうか…」、という思いもある。

期待して見に来られた先生方はがっかりしただろう。
私自身の評価では30点くらい。落第点である。

つまり最近の私の授業は、いつも通りが30点くらいということになる。

教材は「数学A」の「整数の性質」、その中で「いろいろな不定方程式の解き方」、の授業を行った。
いわゆる例題解説型の授業で、「こう解くと上手くいく」、という中で、「どう解けば、スムーズに解けるか」、については説明した。

併せて、多少の知的好奇心をそそるために、代数や整数論について、また1985年に解決されたフェルマーの最終定理についても触れた。

そのため授業の最後が駆け足になってしまい、自分としては消化不良感が残った。
恐らく生徒たちもそう思っただろう。

5時間目の数学科の教科会で、反省会が行われたが、ベテランの年齢になっている私に配慮してか、いろいろな先生からたくさんのお褒めの言葉をいただいた。

教頭先生にいたっては、「授業がもう完成の域に近づいている」、という最大限の賞賛。

私自身の評価とはずいぶん違うものだ。
もちろん長年の経験により、いろいろなコツは心得、当たり前のこととして行ってはいるのだが、そうした自然な授業展開が、スムーズに見えるのだろう。
一方で、若手の先生の授業レベルが、学校の求めるラインに達していないということにもなる。

「もっと若い先生が丹澤先生の授業を見なきゃ…。」
そう憤慨されている先生もいた。
私は複雑な気持ちになった。

最近、体力も落ちているので、以前のようなパワフルな授業がしにくいのだが、それでも授業は楽しい。

教員の世界では、「授業はできて当たり前」、とされる。
その上で、さまざまな生徒指導がある、と教えられる。

完成の域にはほど遠いが、もう少し精進を重ねることとしよう。







2019年10月03日

むかつく

生徒たちが『むかつく』という言葉をつかうのは、よくあることだが、最近、先生たちもこの言葉を使っている。

要は、指導している生徒の態度があまりに不真面目で怠惰なので、『むかつく』のだと言う。

「本当、Hにはむかつきますよ。」
などと、平気で語る。

私のように歳をとって慎重になっている人間からすると、ドキッとするような会話だ。

確かに、生徒は教師の思うようには動いてくれないだろう。
思春期、反抗期で、中学生はもっとも多感な年頃だ。

自己中心的で、気に入らない事があればすぐにキレ、面倒なことからは逃げ、わざと不真面目な態度を取ったり、悪びれてみたり、関心を引こうと悪さをしたり、先生を試す言動で困らせたり、急に甘えてきたりもする。

まさに、この世のものとは思えない行動をするのが、この時期の生徒たちである。

当然、指導に当たる先生たちも大変だ。
優しく諭せばつけあがり、厳しく接すれば、そっぽを向く。

そんな中での、『むかつく』という言葉である。

気持ちは分かる。
そのように思うことも仕方がない。
ふと、口についてしまうこともあろう…。

ただ、私たちは教師なのだ。
そんな彼等を、ほんの少しでも正しい方向に導こうとしたり、苦しんでいる彼等の心に優しく寄り添うことが、その仕事なのだ。

学年会で私が言う。
「話を聞いて上げるだけでいいんだよ。たわいない会話でいいんだよ。」

若手の先生方の中には、生徒と話したら、必ずお説教しなければいけないと思っている人もいるようだが、そうではない。

彼等に寄り添えば、その仕事の8割は終わっていると言ってもいいのだ。

「自分が何とかしなきゃ…。」
と、焦れば焦るほど、指導は空回りする。

指導が困難になれば、放っておいたり、無視してしまう担任もいる。

そう考えると、まだ、私の出番があるのかな…。

2019年10月02日

担任の発熱

同じ学年の担任がK先生が発熱した。
朝から具合が悪かったらしく、2時間目のあと保健室で検温したら38℃台だったという。

彼の不調に誰も気づかず、昼に再検温したら、39℃を超えていた。
体温計を持って、私の元や教頭に報告している様は、何となく嬉しそうに見えた。

顔面蒼白というわけでもなく、顔色は元気そうだったのだ。

あわてたのが養護教員である。
巷ではインフルエンザが流行り始めているのだ。
高3の受験生を抱えている中、教員のインフルエンザ感染第一号は、何としても避けたかったのだろう。
「すぐ病院に連れて行って下さい。」
と要請が来た。

慌てて学年主任が全校清掃中の私のもとを訪ねてきて、「K先生を病院に連れて行って欲しい」、と言う。

一瞬戸惑ったが、午後は授業がなかったので、私は快諾した。

すると、保健室から第二報。
「発熱後24時間経たないと、インフルエンザウイルスが検知されないので、病院に連れて行くのは明日まで待って下さい。」

通院音準備を始めてていたK先生を休ませ、私はとりあえずお役御免になった。

若手の先生方は、このように教員の誰かが病院に連れて行かなくてはならない。
田舎の学校だから、病院までは何十キロもある。

翌日の検査の結果、幸いK先生のインフルエンザは陰性だった。
熱は下がったが、大事を取って一日お休みしてもらった。

バタバタが感が否めないが、養護教員は胸をなで下ろしたに違いない。

「具合が悪いなら帰宅しなさい。」」
が一歩進んで、同僚が病院院搬送する。

面白いじゃないか…。

2019年10月01日

命あるものを慈しむ心

命あるものを慈しむ心

先日の新人戦での先生たちの打ち合わせ時のできごと。
グランド横で、輪になって集まっている時、H先生の足元にスズメバチがいた。
スズメバチはトンボを捕まえ、そのトンボは必死で逃れようと暴れていたのだ。

打ち合わせ中、足元でバタバタと音がすると気になるもの。
H先生は、自分のすぐ目の前なので、なおさらのことだろう。
H先生は、左右の先生に目配せをしたのち、思いっきりその蜂たちを踏みつぶした。

一瞬にしてバタバタ音は消えたが、その足音は激しく響いた。
打ち合わせが一時中断されたほどだった。

「H先生、ずいぶん激しく殺していましたね。なんだか恨みがこもっていましたよ。」
ある先生が、H先生を揶揄するように言う。
H先生はまだまだ若手の先生なのだ。

その後それぞれのグランドに分かれて打ち合わせ。
その際、球場内にかかっている木の枝が問題になった。
「ボールが枝に当たったら、ボールデットです。」
「いやな枝ですね。」
「切ってしまいましょうか…。」

そんな冗談が交わされている中、T先生が言う。
「簡単に木を切っちゃだめなんだよ。木には宿っているんだから…。ちゃんとお祓いしてからじゃないと…。祟られることもあるんだよ。」
これには私も驚いた。

宗教に関心がある先生だとは分かっていたが、こうした日常会話の中でごく自然にでてくるとは、びっくりした。

かく言う私自身、自宅の木を切りまくっている。
伸びた枝は選定すべきだし、手入れをしてこそ、元気に育つ。
もちろん、邪魔だから伐採するということもある。

この先は、私もきちんと木々に話しかけてから作業をすることにしよう。

確かに、樹齢の長い古木は、人間よりも遙かに長くこの世に存在している。
すべてのものに魂が宿っていると言われるが、そうした古木ならなおさらだろう。

単なる人間のエゴで、自然を壊してはいけないと思う。
だが、一方で、自然と共存するという道もある。
実際はその方が何倍も手がかかるのだろうが、すべてのものに命が宿っているならば、そうした生き方こそ、万物の霊長たる人間の務めなのだろう。

「人間は他の生き物の命を頂戴して生きているのだ」、ということを忘れないためにも、自然の中の命を感じつつ、日々生活したいものだと思った。








2019年09月30日

駅伝試走

今週末の駅伝大会に向けて、今日は試走の引率として出かけてきた。
新人戦も終わったということもあり、また、野球部全員を駅伝メンバーにしている関係で、たまには顔を出さねば…、と大会前として最初で最後になるかも知れないが、老骨に鞭打って同行してみたのだ。

責任者をしている若手のY先生が、満面の笑顔で、「丹澤先生、運転をお願いします!」、とマイクロバスの鍵を渡しに預ける。「運転手もか…」、と久しぶりのバスを運転する。

たまには私が顔を出せば、メンバーたちも少しは気持ちが引き締まるかな…、とも思う。これが年の功。実際、アップが余り楽しそうで、締まりがなかったので、終了時の講評で少し注意した。学校の看板を背負っての参加だから、言動は当然いろいろな人に見られる。その意識が薄いことを指摘した訳だ。

秋の夕暮れは早い。
スタート地点の公園のイチョウの下には、すでに銀杏が落ちていた。

今日は実際にエントリーメンバーを決める試走。
私の姿を見て、普段より気合いを入れて走ってくれるなら、私も出かけた甲斐があったというものだ。

面倒だから…、疲れるから…、などと本来は走ることができるのに、駅伝メンバーに参加しなかった生徒もいる。
それぞれの得意分野で活躍してくれればいいとは思うが、怠け心で逃げてしまうのだ良くない。

先日の新人戦でも、お世話になった先生がご子息のことで、「うちのが、駅伝を辞めるって行っているんだよ」、と淋しそうに語っていたのを思い出す。中3にもなれば、親の思い通りには動かない。

一発勝負の試走が終わる頃にはあたりはすっかり暗くなった。
公園では分からなかった、バスの運転中、西の空低く、細い月が見えた。数日前が新月だったはずである。
生徒たちは何でもないというそぶりで、バスの中で談笑している。
ほんの数キロしか走っていないから当然だろう。

あるいは、身体を動かすと、肉体は活性化するということだろうか。

月曜日は夜の9時半まで仕事があるので、「さすがに月曜日は辛かったな…」、とも思ったが、終わって見れば結構、充実感はあった。

学校として大会に出るのはいい…。
10月末の地区の駅伝では、小規模校も同様に参加しなくてはならないという、酷なことも起こってはいるが、それでも学校単位のチームは一体感が湧く。

合同チームでは、優秀な選手を集めることができるが、一体感という面で、やっぱり不利になるようだ。

さあ、秋の爽やかな空の下、精一杯汗を流そう。
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