2020年09月18日
12回戦@神宮 広島5−14東京ヤクルト 投手陣崩壊被安打16で今季ワーストの14失点。正随選手プロ初安打がホームラン!
広島大敗 今季ワースト14失点で3連勝ならず…床田が8失点KO
9/18(金) 21:29
配信
デイリースポーツ
5回途中、6失点でマウンドを降りる床田(手前)=撮影・西岡正
「ヤクルト14−5広島」(18日、神宮球場)
広島は今季ワースト14失点の大敗で3連勝ならず。最下位ヤクルトに1・5差と迫られた。
先発床田が踏ん張れず、五回途中8失点でKO負け。6敗目を喫した。
3番手の高橋樹、4番手矢崎がともに3失点。5投手で計16安打、5四死球を与えて失点を重ねた。
打線は菊池涼が8号3ラン。七回は正随にプロ初安打初本塁打が飛び出したが、ビハインドが重すぎた。
何度も今日のような試合を観たような気がします。あまりにも投手陣が悪すぎますね。勝負になっていません。
先発の床田投手は立ち上がりから制球に苦しみました。1回裏、ヒット2本と四球などで1アウト満塁のピンチを背負い、ヤクルト西浦選手にセンターへの犠牲フライを許し、0−1と先制されました。
しかし、直後の2回表、ヤクルト先発のスアレス投手を攻めて、ヒットと暴投でノーアウト3塁のチャンスを迎え、松山選手のセカンドゴロの間に3塁ランナーが生還して、1−1の同点としました。
しかし、床田投手がピリッとしません。ノーアウト1塁から、ヤクルト西田選手に左中間スタンドへ2ランを浴びて、1−3と勝ち越しを許しました。真ん中やや外よりのストレートでしたが、バッターにとっては打ち頃の球となりました。
しかし、その直後の3回表、1アウト後ヒット2本で1、3塁のチャンスを作ると、菊池涼介選手が左中間スタンドへ3ランを放ち、4−3と逆転に成功しました。しかし、ドリヨシは素直に喜べませんでした。床田投手の内容が悪すぎるからです。
勝ち投手の権利がかかった5回裏、1アウト1塁から、ヤクルト山田選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて、4−5と逆転を許しました。さらにノーアウト3塁からヤクルト西浦選手にレフト前タイムリーを浴びて4−6となりました。さらに1アウト1、2塁となった所で床田投手は降板。2番手に菊池保則投手が登板しました。が、いきなり暴投で1アウト2、3塁とされ、ヤクルトエスコバー選手にセンター前に2点タイムリーを浴びて4−8とリードを広げられました。
以降はヤクルトのやりたい放題でした。
6回裏は3番手の高橋樹也投手が捕まり、ヒット2本と四球でノーアウト満塁のピンチとなり、ヤクルト西浦選手に左中間を破る2点タイムリー2ベースを浴びて4−10。続くヤクルト坂口選手にレフトへの犠牲フライを打たれ、4−11となり、一方的になりました。
7回表、ヤクルト2番手の中澤投手から、代打の正随選手が右中間スタンドへソロホームランを放ち、5−11としました。正随選手はプロ初安打がホームランとなり、持ち前の長打力を見せつけてくれました。正随選手、おめでとうございます!その後、1アウト満塁の大チャンスが訪れましたが、ヤクルト3番手の星投手の前に、鈴木誠也選手が見逃し三振。松山選手がファーストファウルフライに倒れ、見事にチャンスを潰しました。こんなシーンも今季は何度も見ているような気がします。
7回裏は4番手の矢崎投手が捕まりました。1アウト後、ヒットと四球で1、2塁とされ、ヤクルト村上選手に右中間スタンドへ3ランを浴びて5−14となり、撃沈されました。
試合はこのまま終了。結局5−14と大敗を喫してしまいました。投手陣総崩れのゲームでした。先発の床田投手は下半身を使って投げていない、いわゆる立ち投げになっています。手先でコントロールしようとする癖がついてしまったのではないでしょうか。リリーフ陣は最初から勝負が出来ていません。四球やバッテリーミスが多すぎます。もっと強い気持ちでゾーンで勝負して欲しいですね。そして、理解できなかったのは、8回裏に5番手に島内投手を投げさせた事です。島内投手は勝ちパターンでの起用ではないのでしょうか?ほぼ負けが決まった試合で登板させるのはいかがなものかと思います。それこそ矢崎投手を最後まで投げさせた方が良かったと思います。どうも不可解な采配が多く、ドリヨシはカープの首脳陣に疑問を抱いています。
今日の負けは東京6連戦に影を落とすことになるのではと思います。これでチームの勢いが再びマイナスになりました。下手すれば6連敗の可能性もあります。
明日のカープは森下投手が先発です。再びチームに勢いを持たせる為には、森下投手の好投が不可欠です。新人王獲得のためにも是非頑張って欲しいです。ヤクルトは吉田投手です。十分攻略は可能です。打線には今日の倍返しを期待します。
2020年09月17日
今日の広島−中日は降雨により中止となりました。
広島−中日が天候不良のため中止
9/17(木) 14:20
配信
デイリースポーツ
マツダスタジアム
「広島(降雨中止)中日」(17日、マツダスタジアム)
マツダスタジアムで実施予定だった17日の広島−中日戦は、天候不良のため中止が発表された。
広島は15、16日の同戦に連勝してカード勝ち越しを決めていた。
出来れば今日も試合をしたかったのがカープとしての本音だったのかもしれません。しかし、9連戦の真っ只中で、明日から神宮に移動してヤクルト戦なので、今日は中止になって良かったのかもしれません。
おととい、そして昨日と中日相手に良い試合内容を展開して連勝となりました。この勢いで明日からのヤクルト3連戦、そして読売との3連戦を是非勝ち越して欲しいと思います。特に読売戦はこのまますんなりリーグ優勝させてはいけないので、カープとしては全員野球で3連勝を狙って欲しいですね。明日からの戦いに期待したいと思います。
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2020年09月16日
17回戦@マツダ 広島9−2中日 打線3発含む13安打9得点で快勝!野村投手6回途中2失点粘投で5勝目!
広島13安打9得点大勝!野村5勝 中日岡野2敗
9/16(水) 21:32
配信
日刊スポーツ
広島対中日 右越え本塁打を放ったピレラを迎えるナイン(撮影・加藤孝規)
<広島9−2中日>◇16日◇マツダスタジアム
広島野村、中日はルーキー岡野が先発。広島は1回無死一、三塁からピレラの左前適時打で1点を先制。中日は3回まで無得点。
広島は4回、松山の4号2ラン、磯村の1号ソロで3点を追加。中日は6回、代打木下拓の適時打などで2点を返した。
広島は7回にピレラの9号ソロ、8回に坂倉の適時打などで加点。13安打9得点で大勝した。野村が5勝目。中日は2連敗で、岡野が2敗目を喫した。
理想的な試合展開で、ほとんどストレスがない試合でした。今日のような試合を続ければ、上位進出も可能かと思います。
打線は1回裏、中日先発の岡野投手を攻めて、先頭の大盛選手がレフト前ヒットで出塁。続く菊池涼介選手がレフト前ヒットでノーアウト1、3塁とチャンスメイクしました。大盛選手はいいですね。まだ打撃で粗いところもありますが、十分活躍してくれています。そして、続くピレラ選手がレフト前タイムリーを放ち、1−0と今日も先制しました。
4回裏は、先頭の鈴木誠也選手がレフト前ヒットで出塁。続く松山選手が中日先発岡野投手の5球目を叩き、ライトスタンドへ2ランを放ち、3−0としました。インハイのストレート系の難しい球でしたが、うまくバットのヘッドの回転を効かせて、技ありの2ランになりました。2アウト後、磯村選手が2球目を打ち、レフトスタンドへソロホームランを放ちました。これで4−0とリードを広げました。
しかし、野村投手が6回表に捕まりました。連打と送りバントで1アウト2、3塁とされ、代打中日井領選手のセカンドゴロの間に3塁ランナーが生還して、4−1。続く代打中日木下選手にレフト前タイムリーを浴びて4−2と2点差に追い上げられました。ここで野村投手は降板。6回途中101球を投げて8安打2失点の粘投でした。130キロ後半ではありましたが、食い込むストレートと多彩な変化球で、中日打線に的を絞らせなかったのは大きいですね。
しかし、その直後の6回裏、中日2番手のゴンサレス投手を攻めて、1アウト後、連打と四球で満塁の大チャンスを迎えました。中日はここで3番手に藤嶋投手が登板しました。2アウト後、代打長野選手がレフト前へ2点タイムリーを放ち、6−2と、中日の追い上げを突き放しました。この長野選手のタイムリーは非常に大きいですね。
7回裏、中日4番手の山井投手を攻めて、ピレラ選手が6球目を思い切り叩き、ライトスタンドへソロホームランを放ち、7−2としました。
さらに8回裏、連打でノーアウト1、2塁から、途中出場の坂倉選手がライト前タイムリーを放ち、8−2。さらにノーアウト満塁から、大盛選手がレフトへの犠牲フライを打ち、9−2として試合を決めました。
カープの継投は、6回途中から菊池保則投手、7回はケムナ投手、8回は島内投手、そして9回は矢崎投手が登板し、中日打線を無失点に抑えました。
今日の試合は先制、中押し、ダメ押しと理想的な得点でした。投手陣も踏ん張って投打がしっかり噛み合いました。
明日の試合、カープは森下投手です。森下投手には是非新人王を狙って欲しいので、攻めのピッチングで完投を目指して欲しいですね。中日は福谷投手です。カープにとっては天敵ですが、おととい中日大野投手を攻略したので、明日も打線に期待したいと思います。
大瀬良投手が右肘手術。今季復帰は絶望的。
広島に激震! エース・大瀬良が右ヒジ手術で今季絶望
9/16(水) 17:32
配信
東スポWeb
5日の試合で4回途中で降板した大瀬良
広島に激震が走った。球団は16日、コンディション不良により登録抹消中の大瀬良大地投手(29)が群馬県館林市内の病院で「右肘関節鏡視下遊離体摘出・骨棘(こっきょく)切除・滑膜切除」の手術を受けたと発表した。
今季は2年連続で開幕投手を務め先発ローテの柱として期待されたが、7月24日のDeNA戦(横浜)で2回2失点で降板。翌25日に出場選手登録を抹消された。その後一軍復帰を果たしたが、5日のDeNA戦(マツダ)で4回途中8失点で降板し、9日に2度目の登録抹消となっていた。ここまで5勝4敗、防御率4・41だった。
大瀬良を欠いたチームは投手陣のやり繰りに苦しみ、借金は9まで膨らんだ。今季中の復帰は絶望的とみられ今後も厳しい戦いは続きそうだ。
東京スポーツ
最終更新:9/16(水) 17:32
大瀬良投手が手術を受けました。やはり右肘の状態が悪かったんですね。まあ、無理してマウンドに上がるよりは、しっかり完全に治して、再び1軍のマウンドに上がった方がいいですよね。
今月5日の登板でも、下半身を使ってない。いわゆる立ち投げみたいな感じで、右腕をかばうような投げ方になっていたのはドリヨシが見てもわかりました。大瀬良投手は真面目な選手ですから、なかなか自身の悪い状態を言わなかったのでしょう。
来季は例年通り3月下旬に開幕でしょうから、このオフまでしっかり治して、開幕から大車輪の活躍を期待したいと思います。とにかく今はゆっくりして欲しいですね。
2020年09月15日
16回戦@マツダ 広島6−3中日 鈴木誠也選手3ラン!堂林選手ダメ押しタイムリー!九里投手6回1失点粘投4勝目!
広島、連続完投の大野雄攻め連敗ストップ!鈴木誠18号3ラン、九里4勝目
9/15(火) 21:33
配信
ベースボールキング
広島・九里亜蓮
○ 広島 6 − 3 中日 ●
<16回線・マツダスタジアム>
広島が終盤に突き放し、9連戦の初戦を快勝。連敗を3でストップし、借金を9に減らした。
この日は6連続完投中の大野雄大を相手に、打線が立ち上がりに猛攻。先頭の大盛穂が内野安打で切り込み、続く菊池涼介の中前打で一三塁にチャンス拡大。3番に入ったピレラが直球を叩いて右線へ適時二塁打を放ち先手を取ると、さらに4番・鈴木誠也が左中間スタンドへ弾丸3ランを放り込み、あっという間の4得点。初回から竜のエースを打ち崩し先手を取った。
投げては先発の九里亜蓮が「なんとか投げ負けないように」と、走者を背負いながらも要所を締める力投。失点は6回にアルモンテに浴びたソロ弾による1点に抑え、6イニングで12個のゴロアウトを積み上げた。
7回に2番手・中田廉が2被弾し1点差に詰め寄られたものの、売り出し中のケムナ誠が後続を断つ好救援。8回はセットアッパーの塹江敦哉が締め、直後に堂林翔太が試合を決定づける中越え2点打を放ち突き放した。
9回はクローザーのフランスアがゼロで締めて、今季9セーブ目(1勝2敗)をマーク。6回(87球)を投げて、3安打、3四球、1失点の九里が今季4勝目(4敗)を手にした。
敗れた中日は、大野雄大が2回以降は立て直したものの、5回に代打を送られ4回4失点で2連敗(5勝5敗)。投球数は今季最少の74球、開幕戦以来となる今季最短タイの4イニングでマウンドを降りた。
BASEBALL KING
4点先制したものの、1点差まで追い上げられましたが、粘りの野球で勝ちきりました。
打線は1回裏、6連続完投中の中日先発大野投手を攻めて、連打でノーアウト1、3塁とチャンスを作り、ピレラ選手がライト線へのタイムリー2ベースを放ち、1−0と先制しました。そして続く鈴木誠也選手が左中間スタンドへ3ランを放ち、一気に4−0とリードしました。大野投手は立ち上がりは制球に苦しみ、先頭から4人で4点を奪う事が出来ました。これはかなり大きいですね。
しかし、中日大野投手は2回以降は大野投手らしいピッチングに戻り、追加点を奪う事は出来ませんでした。大野投手は4回で降板し、7試合連続完投はなりませんでした。
先発九里投手は立ち上がりから丁寧なピッチングを展開し、1回表は3者連続三振に打ち取り、最高のスタートとなりました。5回までランナーを出してピンチになる場面もありましたが、バックの堅い守りもあって、中日打線を無失点に抑えました。
5回裏、追加点のチャンスが到来しました。中日2番手の藤嶋投手を攻めて、内野安打2本などでノーアウト1、3塁の大チャンスです。が、ピレラ選手がキャッチャーへのファウルフライ。鈴木誠也選手が見逃し三振。松山選手がサードへのファウルフライに倒れ、チャンスを潰してしまいました。今季のカープを象徴するイニングになりました。
チャンスを潰した後は流れが相手に行きやすいですが、6回表、2アウトから中日アルモンテ選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて、4−1となりました。九里投手はこのイニングが終わり、マウンドを降りました。
さらに7回表、九里投手から2番手の中田投手が登板しました。が、代わりっぱな中日高橋選手にバックスクリーンへソロを浴びて、4−2。1アウト後、中日京田選手に右中間スタンドへソロホームランを浴びて、ついに1点差に追い上げられました。結果論になるかもしれませんが、7回は島内投手でなかったのが疑問です。中田投手も調子がいいからここで使おうという見解になったのかもしれませんが、リリーフ陣は結果が全てです。中田投手も投げ込みをしっかりして、安定したピッチングが展開出来るように祈っています。
しかし、今日からのカープは一味違ってました。8回裏、中日5番手の又吉投手を攻めて、1アウト後、鈴木誠也選手が右中間への2ベースを放ち、チャンスを作りました。続く松山選手が申告敬遠で1、2塁とします。ここで堂林選手です。堂林選手は3球目をスイング!打球はセンターオーバーの2点タイムリー2ベースを放ち、6−3とし、貴重な追加点になりました。
9回表はフランスア投手が中日打線を3人で抑え、試合終了。6−3で勝利しました。
今日は投打が噛み合ったいい試合になりました。ドリヨシもテレビを観ながら一喜一憂しましたが、久しぶりにナイスゲームだったので、安心しました。
明日のカープは野村投手が先発です。前回、前々回と、途中で崩れてチームの計算力を狂わせています。明日は6回まででいいので、小気味よいピッチングをして欲しいです。中日は岡野投手です。カープ戦の防御率は9.00です。一気にたたみかけて、試合を優位に進めましょう!
2020年09月14日
育成出身の大盛選手が1軍の舞台で輝きを放つ!
広島に“新星”の予感!育成出身の大盛 2安打2打点に初盗塁 昇格から目覚ましい活躍続く
9/14(月) 5:30
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スポニチアネックス
<神・広(17)> 4回1死満塁、右線適時二塁打を放つ大盛 (撮影・平嶋 理子)
◇セ・リーグ 広島6−7阪神(2020年9月13日 甲子園)
広島は13日の阪神戦に6―7で競り負け、今季2度目の同一カード3連敗。6投手を投入するブルペンデーで、同点の8回に塹江が陽川に決勝弾を浴び、今季最多の借金10に膨らんだ。それでも光明はある。1番・中堅で先発出場した大盛穂外野手(24)で、2安打2打点にプロ初盗塁もマークした。若い息吹は明日の活力源だ。
借金10を抱える悔しい敗戦でも、胸を躍らせるプレーは確かにあった。1番・センターで今季4試合目の先発出場を果たした大盛が攻走で披露した躍動。プレーボール直後の初回、先頭打者でいきなり才能を発揮した。
「まずは真っすぐから入り、前でさばけたのはよかったです」
阪神・藤浪との初対決。カウント1―1からの153キロ内角低め直球を力強く振り抜くと、打球は右前に転がった。1死後、堂林の3球目には果敢にスタートを切り、プロ初盗塁にも成功。主砲・鈴木誠の先制3ランをお膳立てしてみせた。
「思い切って行こうと毎日思っていた。今日も、先頭で勢いをつけるために走れたら…と思っていました」
勝負強さを見せつけたのは2点を追う4回だ。1死満塁で、藤浪から好相性の馬場に代わった場面。2軍戦の通算3打数3安打が示す通り、1ボールからの内角スライダーを捉えると、鋭いゴロは一塁線を抜けて2点同点二塁打となった。
「ワンバウンドは振らないように高めに目付けをして、しっかり打ちに行く形をつくって入りました」
育成出身2年目の24歳。7月24日に初昇格して以降の活躍は目覚ましい。ここまで34試合に出場し、39打数13安打、打率・333。俊足と守備力だけでなく、東出2軍打撃コーチらと習得に励んだという、速球に負けないスイング力も魅力だ。
「当てにいこうと思えば思うほど、ボールに当たらない感覚があった。しっかり打ちにいく中で、ボールにコンタクトできる打ち方を教わりました」
希望に燃えて昇格しながら、1軍の壁にハネ返されるのが常の世界にあって、大盛の躍動は出色。朝山打撃コーチは「2軍では左投手とあまり対戦していない。スピードがあるので、右投手でいける時に1番で。チャンスは多くあげたい」と今後の起用に言及する。
「先発でも控えでも全力でプレーできる準備をしたい。勝利に貢献できるように」
広島で、育成ドラフトから1軍レギュラーに上り詰めた日本人選手は過去にいない。第1号へ。大盛の挑戦は始まったばかりだ。 (江尾 卓也)
ドリヨシが昨年から推していた大盛選手が、ついに光を放ちはじめました。昨日の試合も2安打2打点で、プロ初盗塁も決めて、1番打者としての役割を十分果たしてくれています。
ドリヨシは昨年マツダスタジアムへウエスタンリーグの試合を観戦した時に、当時育成の大盛選手の動きに惹かれました。その頃は俊足と守備範囲の広さは定評がありましたが、バッティングが課題でした。大盛選手はとにかく沢山バットを振り込んで、スイングスピードを速くするべく、必死に練習しました。大盛選手はとにかくひたむきに練習に取り組む選手です。育成だからこそ、ハングリー精神が強かったのではないでしょうか。
たゆみない努力を重ねて、育成から支配下登録され、今年の7月に1軍に昇格しました。それまでセンターのレギュラーだった西川選手がコンディション不良で登録を抹消されて、大盛選手の出場機会が与えられ、最近は1番センタースタメンに抜擢されています。その与えられたチャンスで結果を残しているのが素晴らしいですね。
カープ球団で、育成から1軍のレギュラーになった日本人選手はいません。大盛選手には是非第1号の選手になって欲しいですね。ドリヨシとしては、今季シーズン終了まで、1番センターで固定して欲しいですね。