2020年08月01日
8回戦@東京ドーム 広島3−11読売 14安打11失点と大敗。打線もピレラ選手、鈴木誠也選手ソロも空砲。
広島大敗 巨人戦7年ぶり5連敗で、今季ワーストの借金7
8/1(土) 16:53
配信
デイリースポーツ
3回、床田(左から2人目)が勝ち越しを許しマウンドに集まる広島ナイン
「巨人11−3広島」(1日、東京ドーム)
広島が7月15日の巨人戦以来、今季2度目の2桁失点で大敗。借金は今季ワーストの7となり、13年以来7年ぶりの巨人戦5連敗となった。
左腕・田口対策で3番に長野を起用するなど右打者を6人並べた布陣。初回は2死走者なしから長野が左中間フェンス直撃の二塁打で出塁。続く4番・鈴木誠が左翼への適時二塁打を放ち1点を先制した。
先発した床田は二回、無死二塁からウィーラーの適時打で同点とされた。さらに三回は無死一、二塁から丸のセーフティーバントを松山が一塁に悪送球(記録は安打と失策)して勝ち越されると、さらにウィーラーの犠飛、中島の適時二塁打で加点を許した。四回の打席で代打を送られて交代。3回7安打4失点(自責2)だった。
早めの継投に活路を見いだしたが、3番手・ケムナ誠が岡本に満塁本塁打を浴びるなど2回7失点。打線も二回以降再三好機をつかみながら、決定打を欠いた。七回のピレラのソロ、八回の鈴木誠のソロで2点をかえすのがやっとだった。
苦しい試合が続きます。今日も先制したまでは良かったですが、読売の勢いに飲み込まれた形となりました。
1回表、読売先発の田口投手を攻め、2アウトから長野選手が左中間への2ベースで出塁。続く鈴木誠也選手の左中間へのタイムリー2ベースで1点を先制し、幸先良くスタートしました。
先発床田投手はそんなに悪くなかったと思います。立ち上がり1回裏も3者凡退として、上々のスタートでした。
しかし、2回裏、ノーアウト2塁から、読売ウィーラー選手にセンター前タイムリーを浴びて1−1の同点に追いつかれました。
そして、ポイントとなったのが3回裏、2ベースと四球でノーアウト1、2塁から、読売丸選手がファースト前にセーフティーバントを決め、さらにファーストの松山選手が1塁に悪送球をして、2塁ランナーが生還し1−2と逆転されました。ここが今日の試合のポイントだったと思います。カープの守備陣は準備が出来ていませんでした。まさに読売丸選手に翻弄された感じです。さらに1アウト2、3塁から読売ウィーラー選手にレフトへの犠牲フライを打たれ、1−3とされました。この犠牲フライ、レフトへの浅い当たりでしたが、3塁ランナーの読売丸選手がタッチアップして本塁に突入しました。レフト長野選手からの返球を、誰もカットに入らずに中途半端になってしまい、生還させてしまいました。ここでも、準備が出来ていたのか、疑問が残ります。さらに読売中島選手に右中間へのタイムリー2ベースを浴びて1−4とリードを広げられました。床田投手はこの回の先頭の読売亀井選手にライト線への2ベースを打たれてから、完全にリズムを崩してしまいました。やはりピンチになると脆いですね。結局床田投手は3回7安打4失点の内容で、先発の役割を果たせませんでした。おそらく先発ローテーションから外れるものと思われます。
3番手に登板したケムナ投手が読売打線の餌食になりました。5回裏、2アウト2塁から、読売中島選手にライト前タイムリーを浴びて1−5とされます。さらに6回裏、1アウト満塁から、読売丸選手に押し出しの四球を与え、1−6。続く読売岡本選手にレフトスタンドへ満塁ホームランを浴びて、1−10となり、試合が決まりました。今季は満塁被弾があまりにも多いですね。カープの投手陣は勝負所で弱気になりすぎているのではないでしょうか。さらに1アウト満塁とされ、読売岸田選手にセンターへの犠牲フライを打たれ、1−11とされました。
打線は7回表、代打ピレラ選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、2−11。8回表は読売2番手宮國投手から鈴木誠也選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、3−11になりました。鈴木誠也選手には笑顔はありませんでした。気持ちは痛いほどよくわかります。かなり悔しかったに違いありません。
試合はこのまま3−11で惨敗でした。カープの選手の皆さんに覇気がありません。粘りもありません。試合に入っていく準備が出来ていません。今一度基本に戻って考え、試合に対するモチベーションを上げて行って欲しいと思います。もう惨めな試合は観たくありません。
明日こそは勝ちましょう!カープの総合力はこんなものではありません。カープは遠藤投手が先発です。初回からどんどん飛ばして、攻めるピッチングをして欲しいです。読売は桜井投手です。打線も粘って、今日の読売のように、泥臭い野球で点をもぎ取って欲しいですね。