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2020年02月27日
2020年02月26日
29日からのオープン戦、教育リーグ、練習試合を無観客試合に。
無観客は12球団一致 日程再編など最悪事態も想定
2/26(水) 21:02配信
12球団代表者会議で決まった、3月15日までのオープン戦全72試合を無観客で行うことを発表する日本野球機構の斉藤コミッショナー。左は井原NPB事務局長(撮影・小沢裕)
野球界が、スポーツ界が、日本のエンターテイメント界が、軒並み大打撃を受けることになった。新型コロナウイルスの拡大で、日本野球機構(NPB)は26日、都内で12球団代表者会議を臨時で開き、今後3月15日まで予定されている全72試合のオープン戦と、29日から開始する33試合の春季教育リーグ、練習試合も無観客で行うことを決めた。
NPB斉藤惇コミッショナーは3月20日に開幕するプロ野球のレギュラーシーズンの通常実施に意欲を示したが、専門家も交えた対策委員会を設けて慎重に議論を進める。
◇ ◇ ◇
本来はファンと醸し出す開幕への機運は、無機質なスタンドに浮遊することになった。約2時間の会議で断腸の思いで無観客試合を決めた。斉藤コミッショナーは「コロナウイルスがこれ以上、拡大すると、まさに国難と言える事態に陥りかねない。今はプロ野球が感染拡大を防ぐためにできることは何かと考え、ファンのみなさまには大変申し訳なく思っていますが、苦渋の決断をした」と話した。オープン戦72試合、春季教育リーグ33試合、さらに練習試合も含め、12球団は一致して結論を出した。
21日の時点では無観客や中止はNPBは「考えていない」と示していた。だがその後の専門家会議、政府の基本方針、さらにこの日、安倍首相が「全国的なスポーツや文化イベントについて、今後2週間は中止や延期、規模縮小の対応を要請する」と表明したことで自粛への流れが一気に強まった。
開幕も通常実施できる保障はない。12球団代表者会議では選手、スタッフらに感染者が出た場合の話にも及んだ。阪神谷本球団副社長兼本部長は「考えないといけないという話は出ている。日程再編も含めて。すでにセ・リーグでは検討に入ってくれている」と最悪の事態も想定している。
斉藤コミッショナーは「3月20日は我々としてはできればやりたいという気持ちは強い」と意思を示した。今後は感染症の専門家も交えて、12球団で対策委員会を設けて慎重に協議していく方針。開幕まで世界を脅かすウイルスを注視する日々が続く。【広重竜太郎】
<主な出席者>
巨人 今村社長、山岸連盟担当、星総務本部長
DeNA 岡村社長、三原代表
ヤクルト 衣笠社長、江幡専務
広島 鈴木球団本部長
中日 加藤代表、矢野社長
阪神 谷本球団本部長
西武 飯田球団本部長
ソフトバンク 三笠GM、大脇連盟担当、太田専務
楽天 立花社長、井上オーナー代行、安部井チーム統括本部長
ロッテ 河合オーナー代行、島田連盟担当
日本ハム 川村社長
オリックス 湊社長、横田連盟担当
ファンとしては残念ですが、新型コロナウイルスが猛威をふるっている状況のなかでは、多くの人を球場へ集める事はかなりのリスクである以上、賢明な決断だと思います。我々ファンはテレビを通じてではありますが、応援し続けていきたいと思います。
しかし、公式戦開幕まであと3週間です。最悪の場合、開幕を遅らせる措置も考えなくてはならないかもしれませんね。今年は東京オリンピックとの兼ね合いもありますから、公式戦の開幕を遅らせると、試合数を減らす事も考えなくてはならないでしょうね。
最悪のシナリオは考えたくはありませんが、NPBは今後起こり得るあらゆる状況に対応できるよう、万全の体制を取って欲しいです。我々ファンも可能な限り協力していきたいと思います。
春季キャンプ打ち上げ!野手陣生き残りかけたアピール充実も、投手陣に課題残る。
広島打ち上げ、投手陣低調も監督「まだ3週間ある」
2/26(水) 14:34配信
広島佐々岡監督(中央)から監督賞を授与される高橋樹(撮影・栗木一考)
広島佐々岡真司監督(52)率いる新生カープが26日、沖縄・コザしんきんスタジアムで行っていた春季キャンプを打ち上げた。
指揮官は「日南からスタートして、初日から期待と不安がある中で26日間、本当に充実した良いキャンプができたかなと思います」と監督として迎える初めての春季キャンプを振り返った。
キャンプ終盤のオープン戦3連戦では攻撃陣が計30得点を挙げた一方で、投手陣が計16失点を喫するなど、課題を残した。若手投手陣について指揮官は「期待していた分、なかなか調子が上がってないということで少し残念ではありましたけど、まだ3週間ありますから、ここからしっかりそれぞれ頑張ってほしい」と巻き返しに期待した。
出場機会を増やす目的もあり、矢崎拓也投手(25)、薮田和樹投手(27)、アドゥワ誠投手(21)、ドラフト5位の石原貴規(ともき)捕手(22=天理大)の4選手が、27日から宮崎・日南で行われている2軍春季キャンプに合流する。
終わってみればあっという間でした。2月1日からスタートした春季キャンプも、今日打ち上げました。一言で言えば、打高投低だったこのキャンプでした。
野手陣はポジション争いがし烈です。決まっているのはキャッチャー、セカンド、ライトの3つだけで、残るポジションを多くの選手が競い合っています。ファーストは松山選手が腰痛で離脱したため、安部選手と堂林選手が争っていますし、ショートは田中広輔選手と小園選手の一騎討ちです。またサードは小窪選手、メヒア選手、ピレラ選手が争っています。さらに外野手は、西川選手、野間選手、高橋大樹選手、長野選手、正随選手、宇草選手と激戦区になっています。さらに言えば、ユーティリティープレーヤー争いに、上本選手、曽根選手、三好選手が加わって、末恐ろしい状況となっています。今週末からオープン戦が本格的になる中で、選手をふるいにかけなくてはなりません。首脳陣としては嬉しい悲鳴ですね。
問題なのは投手陣です。先発投手陣6人を挙げると、大瀬良投手、ジョンソン投手が軸となり、続いて床田投手、九里投手、そしてルーキーの森下投手と、5人まではほぼ確定でしょうが、6人目のピッチャーが誰になるのかというところでしょうね。この6人目争いに、遠藤投手、薮田投手、アドゥワ投手あたりが頑張っていますが、今の所は遠藤投手が有力でしょうか。ストレートの伸びが戻ってきましたし、大きく崩れないタイプなので、先発には持ってこいだと思います。ただ、大瀬良投手、床田投手、九里投手も状態が抜群に良い訳ではないので、これから実戦を積む中で、どれだけギアが上げられるか注目です。
リリーフ陣も混沌としています。今調子がいいのは、一岡投手、菊池保則投手、高橋樹也投手、新外国人のDJ・ジョンソン投手とスコット投手くらいではないかと思います。今村投手や中田投手が1軍にいないのが残念でなりませんし、セットアッパーで活躍したフランスア投手が今一つなのも気がかりです。新外国人の2人が、カープリリーフ陣の救世主になるかもしれません。いずれにせよ、投手陣全体の底上げは図っていきたいところですね。
さて、今週末からオープン戦が本格的になります。ただ、新型コロナウイルス対策として、3月15日のオープン戦最終戦までは無観客試合で行う事になりました。我々ファンはテレビを通じての応援になりますが、実戦を通して選手の皆さんがどれだけ力を発揮出来るか注目していきたいですね。
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2020年02月25日
遠藤投手、薮田投手がシート打撃で好投!
広島遠藤シート打撃4回0封「やっと自分の感覚に」
2/25(火) 21:05配信
シート打撃に登板した遠藤(撮影・栗木一考)
広島遠藤淳志投手がシート打撃で快投した。実戦を想定した流れで行われ、打者15人に対し被安打は2本。4回無失点の内容で最速は145キロを記録した。
今春キャンプの途中から2段モーションに戻した。リリースの位置を安定させる意識で取り組んだという遠藤は「真っすぐでしっかりと押せた。やっと自分の感覚に近づいてきた」と納得の表情。佐々岡監督は「球の力も出てきているかな。沖縄に来て上がってきているかなという印象です」と評価した。
広島薮田シート打撃3回無失点 佐々岡監督もホッ
2/25(火) 21:05配信
広島薮田和樹投手が復活の兆しを見せた。シート打撃に登板し、最速148キロの力強い直球に、カーブで緩急をつけた投球で、3イニングを2安打無失点。
「ずっと課題だった真っすぐでストライクを取ることができた。(指の)かかりもよかったですし、自分が思った力のバランスで投げることができた」。佐々岡監督は「球の強さがあったというのが一番今日はよかった」とホッとした様子。17年に15勝を挙げた右腕が調子を上げてきた。
心配な投手陣の中で、今日は明るいニュースです。
遠藤投手はストレートの伸びが戻ってきた感じがあります。少々甘い球でも、ストレートの威力で相手バッターを押し込むのが良い時の遠藤投手ですが、今日はそんなピッチングが出来ていたようです。先の自主トレではソフトバンクの「千賀塾」をきっかけに、二段モーションを封印していましたが、キャンプ中調子が上がらず、再び二段モーションを解禁して良くなってきました。先発ローテーションに入れるかどうか、遠藤投手は当落上ですから、次回の実戦登板に注目です。
薮田投手も、ストレートに威力が戻ってきました。ストレートの威力が増せば、変化球とのコンビネーションが冴えることになります。昨年までの薮田投手は投げた球に伸びがなく、バッターの手元で失速するイメージがありました。まさに打ち頃になった訳です。今日になって、ストレートに威力が出て来たのは大きいですね。再び先発ローテーション入りに名乗りを上げそうですね。薮田投手も次回の実戦登板が楽しみです。
中村恭平投手が「右腹直筋損傷」と診断される。
広島中村恭平が右腹直筋損傷、22日OP戦途中降板
2/25(火) 18:02配信
広島中村恭平(2020年2月21日撮影)
広島は25日、中村恭平投手(30)が宮崎・日南市内の病院で受診し、「右腹直筋損傷」と診断されたことを発表した。
中村恭は22日ヤクルトとのオープン戦(浦添)で4回から2番手で登板し、途中降板していた。
昨季は貴重な中継ぎ左腕として自己最多を大幅に更新する43試合に登板。0勝1敗、12ホールド、防御率2・64だった。
このケガの程度はどのくらいかはわかりませんが、離脱はかなり痛いですね。
昨年、中村投手としてはプロ人生で初めてチームに貢献できたシーズンだったと思います。中継ぎで頑張り、左腕ながら150キロを越えるストレートが投げれるようになったのは大きいですね。今年も貴重な中継ぎ左腕として期待しているだけに、心配なニュースです。
開幕に間に合うのかどうか、それが気がかりです。しかし、痛めた場所が場所ですから、完璧に治して欲しいと思います。
新型コロナウイルス拡大でオープン戦を開催か中止か明日協議。
NPBオープン戦開催か中止か無観客か 26日協議
2/25(火) 15:19配信
2020年2月23日、広島対阪神 オープン戦 新型コロナウイルスの影響でジェット風船が禁止される(撮影・栗木一考)
日本野球機構(NPB)は25日、新型コロナウイルスの拡大に伴い、26日に12球団代表者会議を開き、今後の日程実施などについて協議することを明らかにした。
NPBの井原敦事務局長は都内で「昨日の専門家会議の記者会見と、今日また政府の基本方針が出されたという状況になったので、こちらも対応、対策を考え直した方がいいかなと思っています。明日、12球団の代表者会議を臨時で招集する方向で進めています」と説明した。
3月20日のシーズン開幕に向けて、現在はオープン戦を行っている。「当面はまず急ぐのはオープン戦。選択肢は予定通りか、無観客か、やめるか、あといくつかという感じだとは思う。12球団の興行に関することなので、12球団で集まって検討したい」と話した。
新型コロナウイルスが日本国内でも拡大しています。スポーツ競技も開催中止や無観客で行うなど、影響が出て来ています。
プロ野球も例外ではありません。というか、一番影響を受けるのが日本プロ野球だと思います。既に応援の際のジェット風船飛ばしが禁止になりましたし、選手とのハイタッチやサインをもらうのも自粛になりました。
これから問題なのは、多くのファンが詰めかけるスタジアムでのウイルス拡散ですね。屋外球場ならばまだしも、ドーム球場の屋内だと、ウイルス拡散がかなり怖いですね。
NPBは明日対応を決定するようですが、ドリヨシの予想としては、オープン戦は無観客で開催するのではないかと思います。その後の公式戦については、ウイルス拡大の状況を見ながら、後日決定するのではないでしょうか。今の国内はウイルス拡大という非常事態になりつつありますので、NPBも勇気ある決断を下して欲しいと思います。